プロ野球・阪神の18年ぶりの「アレ」を目前に、大阪の道頓堀が厳戒態勢になっている。
大阪の吉村洋文知事は9月12日、自身のSNS「X」を更新。「阪神がアレでソノ日が来ても、道頓堀川には飛び込まないで下さい。危険です。過去に死亡事案も発生してます」と注意を呼びかけた。しかし、そんな警鐘をよそに13日夜には早くも男性が飛び込み、その後、通りがかった船になんとか救助された。救助した船員からきついお叱りを受けたという男性だが反省の弁はなく、逆に「マジで楽しかった」というのだから呆れて物も言えない。
18年ぶりのお祭りごとともなればハメを外したくなる気持ちも分からなくはないが、道頓堀川にダイブするのは絶対にオススメできない。なぜなら「大腸菌」がウヨウヨいるからだ。
「かつて『ドブ川の象徴』とも言われた道頓堀川ですが、現在は水質改善が大幅に進みかなりキレイになっています。しかしNHKの取材で道頓堀の水質調査をする日本分析化学専門学は、今でも川の水100mlあたりおよそ1000個の大腸菌が検出されているとして、『泳げる川ではない』と警告している。調子に乗って飛び込めば、後から体調不良になるなど健康を害する可能性は高いでしょうね」(地元誌記者)
すでに9月とはいえ、残暑厳しい今の時期は菌も繁殖しやすい。後から下痢や腹痛に見舞われても誰も同情はしないだろう。いや、むしろその前にSNSに晒されて炎上するのが関の山か。
(ケン高田)