18年ぶり6度目のリーグ優勝を果たし、宿敵・巨人の目の前で胴上げを見せつけた阪神タイガース。2003年、星野政権での9月15日Vを上回る球団史上最速での、圧倒的なセ・リーグ制覇となった。
ゲームセット直後、岡田彰布監督は優勝回数と同じ6回、宙に舞った。その後、脳腫瘍を患い今年7月18日に28歳の若さで亡くなった横田慎太郎さんのユニフォームも、同期入団で胴上げ投手の岩崎優とともに宙を舞っている。
阪神ファンならずとも心を打たれた、この胴上げシーン。ここで多くの視線が集まったのが、岡田監督が着用していた黄色の腕時計だ。スポーツライターが言う。
「岡田監督は今シーズン、この時計を毎試合で着用しました。黄色と白のド派手な『阪神カラー』が目を引くデザインで、自動巻の機構部分がスケルトンで見える仕様になっている。いかにも高級な感じで『いったい何百万するのだろう』と思っていました」
巨人・原辰徳監督は中古でも300万円を超えるロレックスの「デイトナ」、中日の立浪和義監督は1000万円オーバーのパテックフィリップ「ノーチラス」を着用するなど、プロ野球監督は超高級品を愛用する。では岡田監督のド派手時計のお値段は…。
「調べてみたところ、HAOFA(ハオファ)というメーカーのもので、メーカー公式サイトからリンクされたAmazonで8万4999円で販売されていました。一般的には高い部類ですが、監督の時計としては驚きの安さ。この値段を知って、改めて岡田監督に親しみを感じましたね」(スポーツライター)
悲願の優勝で、ファンからの注文が増えそうだ。
(川瀬大輔)