反町隆史主演で1998年に人気を博した学園モノの連続ドラマ「GTO」(フジテレビ系)の新作スペシャルドラマが、2024年の春に再び放送されることが分かった。主演は同じく反町だ。
「GTO」は藤沢とおる原作の同名漫画を実写化。平均視聴率28.5%は、1998年に放送されたドラマ視聴率の中で1位だった。最終回の視聴率は35.7%を記録(関東地区)。これは中山美穂と木村拓哉のダブル主演による「眠れる森」(フジテレビ系)の平均視聴率25.2%、最高視聴率30.8%(最終話)を凌ぐ数字である。翌99年には映画化もされ、興行収入は13.2億円を記録している。
このドラマでの共演をきかっけに、反町と松嶋菜々子が結婚したことでも話題となった。ところが反町には、こんなアンラッキーも。
「反町が歌う主題歌『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』は、出荷ベースで50万枚のヒットでした。ところが話題性も相まって、選出されてもおかしくなかったNHK紅白歌合戦には出場できませんでした。理由は、毒を意味する『POISON』がタイトルになっていたこと。同年に和歌山県で発生した毒物混入・無差別殺傷事件(和歌山カレー事件)の影響が大きかったのでしょう。もし反町が今度も主題歌を担当するなら、タイトルが気になるところです」(音楽関係者)
ちなみにこの「GTO」、2012年にはリメイク版ドラマとしてEXILEのAKIRAが主役・鬼塚英吉を演じたが、当初は赤西仁が内定していたという。
「黒木メイサとの結婚が事後報告となったことから、ドラマ降板と全国ツアー中止がペナルティーとしてジャニーズ事務所から課せられました。『GTO』復活で蒸し返されなければいいのですが…」(芸能関係者)
時代は平成から令和に。独身だった反町も、今では2児のパパ。新たな鬼塚の躍動に期待したい。
(所ひで/ユーチューブライター)