スポーツ

「両親が見てるんやから…」阪神・岡田監督が査定以外でハッパをかけた四球増の秘密

 18年ぶりにリーグ優勝を決めた阪神の先発、リリーフ投手陣の充実ぶり、主力選手のポジション固定、そして四球数の多さが、改めて注目されている。

 先ごろ放送の「せやねん!」(MBSテレビ)に優勝決定後のインタビューVTRで出演した岡田彰布監督は四球について語っている。

 今年1月、同番組に出演した岡田監督「アレはいつですか?」と聞かれ「9カ月後です」と回答。その言葉が実現したことについて「(シーズンが)スタートする前ですからね。いくらでも言えるかもわからないけど、考えている以上に選手の力というか、野球が変わったというか」と今年の阪神を振り返った。

 どこが変わったかのか聞かれると、真っ先に「フォアボール」とし、選手には「お前、田舎で両親が見てるんやからね、もうちょっとテレビに長いこと映れ。1球で終わったらあかん」「田舎の両親が見てるのにすぐ終わりやがって」とハッパをかけていたという。

「開幕前、岡田監督は球団に四球の査定ポイントを上げるように要望し、今季の四球数は468でリーグトップ(9月18日終了時点)。現在の上位3チームである阪神、広島、DeNAのチーム打率はどんぐりの背比べで、チーム本塁打は阪神が一番少ない。しかし平均得点は最も多く、四球数がいかに重要かを証明しています。査定面も大きいですが、岡田監督の上手な声かけも効いたのでしょう」

 来季は他球団も四球の査定を上げてくるかもしれない。

(鈴木十朗)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」