社会

「X」全アカウント有料化の賛同者が意外に多いのは匿名ユーザーの「迷惑攻撃」のせい

 旧ツイッター「X」のオーナー、イーロン・マスク氏が「全アカウント有料化」に言及したが、なんと「意外な反応」が出ているという。日本テレビの視聴者アンケートでは「賛成4割、反対6割」。TBSの視聴者アンケートは「賛成3割、反対7割」だが、Yahoo!やXでのユーザーアンケートでは「賛成と反対がほぼ互角」なのだ。

 複数アカウントからの投票もあるため精度に疑問はあるものの、実際にXやFacebook、Instagram、Yahoo!を使っている人ほど「全アカウントの有料化に賛成」している傾向が伺える。これはマスク氏が有料化を決めた理由にも関係しているだろう。

 マスク氏は9月18日、イスラエルのネタニヤフ首相との対談で、SNS上のヘイトスピーチ対策や、「bot」という自動投稿を繰り返す偽アカウントへの対策について問われると、「全ての利用者に対し、有料にすることが必要」「少額の月額制に移行していく」と語った。

 すでに有料化している「X Premium」サービスでは、サブスクリプション契約(月額980円から)を結べば本人認証済みの青いバッジが表示され、文字数も2万5000字まで投稿可能。広告本数は50%減少する。

 アカウント名をよく変えたり、電話番号とiOSまたはAndroidのアカウントを紐付けしていないと、審査で落とされる。「全アカウントの有料化」も同様に電話番号とアカウントを紐付けし、ユーザーの身元を確認することで、ヘイトスピーチやフィッシング詐欺の抑止効果が期待されるのだ。

 今に始まったことではないが、無課金匿名ユーザーのマナーの悪さは目に余るものがある。元サッカー女子日本代表の丸山桂里奈が9月19日、自身の公式Xで、攻撃的なコメントを繰り返すアカウントをブロックすると発表したばかりだ。

 きっかけは丸山、本並健治夫妻の長女が生後7カ月で「デングリ返し」をしてソファから転落したという投稿だった。昨日まで寝返りが打てなかった赤ん坊が急に寝返りを打てるようになり、ソファやベッドから落ちたという恐怖体験は、育児あるあるだ。生後7カ月にして、両親から引き継いだ運動神経をいかんなく発揮する長女の将来が楽しみでもある。

 だが、あまりに心ない暴言、執拗な嫌がらせコメントを無課金ユーザーが投稿したため、丸山はブロックを決断。これは今年7月に亡くなったryuchellに寄せられた誹謗中傷コメントにも同じ傾向があった。愉快犯が複数アカウントを作り、有名人や意見を異にする人、身近な人物のアカウントに一斉にヘイト投稿しているとみられている。

 筆者もつい先日、Xに投稿した「tweet」に、匿名の人物が無断で「添付文章」をつけるという被害を受けたばかりだ。

 テレビ視聴者と違い、ネットユーザーの5割近くが有料化に賛成しているのは、そうした不快な投稿を見たくないという意思表示でもあるのだろう。

 料金について「プレミアムの廉価版」であるとマスク氏が説明していることから、1000円以下になると予想される。マスク発言を機に、ソーシャルメディアは「月1000円以下の課金に意義を見出す人」「課金に意義を見出さない人」に二分されていくのかもしれない。

(那須優子)

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