脚本家・向田邦子の代表作「阿修羅のごとく」のリメイク作品が制作中であることがアサ芸の取材でわかった。メガホンを握るのは「万引き家族」(ギャガ)でカンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得した是枝裕和監督。巨匠のもとに豪華女優陣がラインナップされているのだ。
「8月にクランクインしました。登場人物や時代設定はオリジナル作品を踏襲して撮影しています」
こう明かすのは制作会社関係者である。「阿修羅のごとく」は、70歳の父親の浮気をキッカケに、女心の根っこにある愛憎や猜疑心をコミカルに描いたホームドラマ。79年に放送されたNHK版を原型にして、映画や舞台に時代を跨いでリメイクされてきた。
「これまで、物語の主人公となる4人姉妹に抜擢されたのは人気女優ばかり。初回の昭和バージョンは長女から順に、加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ(75)、風吹ジュン(71)。03年に公開された映画版には大竹しのぶ(66)、黒木瞳(62)、深津絵里(50)、深田恭子(40)が出演。今作も長女・綱子役に宮沢りえ(50)、次女・巻子役に尾野真千子(41)、三女・滝子役に蒼井優(38)、四女・咲子役に広瀬すず(25)がキャスティングされています」(前出・制作会社関係者)
もっとも、美人姉妹の中でも官能シーンを拝めそうなのが他ならぬ四女役の広瀬だろう。映画ライターが生唾をゴクリと吞み込んで解説する。
「濡れ場を匂わせる描写が複数あります。プロボクサーの彼氏に布団の上で肉体を求められる場面では、〈咲子の叫びは、陣内のキスにかき消される。紐が切れ、シーツがバサリと落ちて、二人の体を覆い隠した〉とラブシーンの一幕が描かれ、のちにボクシングの後遺症で植物状態になり、病院のベッドに横たわるシーンでも、〈服を脱ぎ、裸になった咲子が夫のかたわらに横たわっている〉と〝フルヌード〟で看病する姿が描かれています」
期待はふくらむばかりだが、そんな中で、ある濡れ場女優が存在感を高めていた。
「注目は次女を演じる尾野のパート。夫を本木雅弘(57)、疑惑の不貞の相手を瀧内公美(33)が演じ、尾野が夫の不倫を夜通し妄想する場面も‥‥。9月の中旬に、都内のオフィスで2人がイチャつく設定のスチール撮影が行われたのですが、瀧内さんが本木さんの両肩をモミモミしたり、お互いの顔を接近させたりするなど終始ノリノリの雰囲気。2人はお似合いの不倫カップルで、疑惑の〝ツーショット写真〟を確認した瀧内さんが『これは真っ黒だわ(笑)』と口にしたほど。今後、2人の濃厚なカラミが撮影されるかもしれません」(前出・制作会社関係者)
瀧内といえば、19年公開の「火口のふたり」(ファントム・フィルム)で全裸のカラミを幾度も披露した肉体派。4姉妹を演じるトップ女優たちもバンバン脱いでほしいところだが、
「かつて、『万引き家族』でリリー・フランキーと安藤サクラ(37)の濡れ場や、松岡茉優(28)の水着姿を撮った是枝監督ですよ。全7話を想定して撮影中ですが、現状どのプラットフォームで配信されるのか未定だといいます。少しでも高い値段で買い付けてもらうためにも、4人姉妹の最大露出に期待していいんじゃないでしょうか」(前出・映画ライター)
撮影は年内いっぱいを予定。配信が待ち遠しい!