「大河ドラマで『けいこ』は2役やっちゃうんですよね~」
これは大河ドラマ研究家としての一面を持ち、大河には一家言あるお笑いタレント・松村邦洋の言葉である。
松本潤主演の「どうする家康」で、織田信長の妹・お市の方を演じる北川景子は、さらにはその長女・茶々の2役を。北川は9月25日に第2子妊娠を報告したばかりだが、この2役キャスティングを、松村は早々に予想していたという。いったいナゼなのか。
松村が自身のYouTubeチャンネル〈松村邦洋のタメにならないチャンネル〉の9月25日の動画で明かしたところによれば、名前が「けいこ」の女優が1人2役を担う「法則」を発見していたのだった。北川以前には竹下景子、松坂慶子もそうだったというのである。
確かに、竹下が大河ドラマで2役を演じたのは2作品。市川染五郎主演「黄金の日日」(1978年)では今井家の奉公人・しま、そして丹波哲郎演じる今井宗久との間の娘を。さらに滝田栄主演「徳川家康」(83年)で家康の側室・お愛の方と、家康の初恋の人・亀姫。
松坂慶子は石坂浩二主演の「草燃ゆる」(79年)で、松平健演じる北条義時の妻・茜と、遊び女の小夜菊に。
「とはいえ『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)では杉咲花が日本女子スポーツの先駆者・シマと、その娘の2役。『江~姫たちの戦国~』(2011年)で芦田愛菜が茶々と、その妹・千を演じるなど、『けいこ』以外の女優も存在します」(ドラマ評論家)
次に登場する「けいこ」は誰なのか。
(所ひで/ユーチューブライター)