スポーツ

【サッカー】サウジリーグにトップ選手続々流入で日本が脅かされるW杯アジア枠

 今、世界で最も注目されているサッカーリーグはイギリスのプレミアリーグでもなく、スペインのラ・リーガでもなく、サウジアラビアの「サウジ・プロフェッショナルリーグ」だろう。

 近年、アル・ヒラル、アル・アハリ、アル・ナスル、アル・イテハドのトップチームがケタ違いの年俸で世界中からスター選手を獲得。その中にはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドや、元フランス代表のカリム・ベンゼマ、ブラジル代表のネイマールなど、トップ選手も少なくない。

 そんなサウジに警戒心を露わにしたのが、元日本代表の城彰二氏。自身のYouTubeチャンネルで今のサウジ・プロフェッショナルリーグをこう評した。

「スター選手が多数集まることでリーグのレベルは上がる。昔の日本と同じ。1993年のJリーグ開幕で外国人選手が来て、彼らと一緒に練習するだけでもいい経験になった。(サウジの)クラブチームはヨーロッパスタイルのサッカーをしていて、選手だけでなくスタッフや監督を呼んで最先端のサッカーをしている。5年、10年スパンでこのようなことをやったらとんでもなくなる」

 クラブチームのレベルが上がることで、代表チームも強くなると予想し、

「代表はもともと強い。選手の身体能力が高いので脅威になる」

 と日本のライバルになると断言。26年のW杯からアジアの出場枠は4.5から8.5に増加するが、もし枠が元に戻れば強敵になるだろうと警戒した。

 中国のリーグは2010年ごろからスター選手を獲得し、レベルアップを狙ったが失敗。サウジも失敗に終わる可能性はあるが、城氏は中国が失敗した理由が国民性にあるとし、

「サウジの国民性はわからないけど、これだけいい選手が集まったらすごいと思うよ」

 と中国とサウジアラビアでは獲得した選手の規模が違うため、問題ないと考えているという。

 10年後、サウジアラビア代表は強くなっているのか。まずは来年1月に行われるアジアカップカタール大会に注目したい。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」