一時は借金が30近くにまで膨らんだ中日ドラゴンズを取り仕切る立浪和義監督。10月3日の最終戦後に注目されるのは、来シーズンに向けた話だ。球団OBが解説する。
「チームはずっと低迷しています。そこへ選手食堂での白米を禁止する『令和の米騒動』を筆頭に、様々な恥部が晒される結果となった。選手が監督を信用する状況にありませんが、来シーズンの続投が発表されて、愕然としている。皮肉にも発表以降に勝率が急激に上がっているのは、アピールしなければいけない、という心理が作用しているからです」
同時に気になるのは、立浪監督を支えるコーチ陣の人事で、これだけ低迷する中で、無傷で終わるはずがない。
「数名のコーチが今シーズン終了後に退団、辞任するとみられます。球団代表が必死に全否定しましたが、デイリースポーツでは1面で、清原和博氏の入閣が報じられた。背景には評論家として再就職したいがために動く、関係者からの情報が漏れているとされています」(スポーツ紙デスク)
死に体のチームになっても球団は立浪監督の続投を決めたが、その裏では様々な思惑で動くコーチ陣の存在を忘れてはならない。