元阪神で野球解説者の鳥谷敬氏が先ごろ、「モモコのOH!ソレ!み~よ」(関西テレビ)に出演した際、興味深い「野球選手のマネー事情」について語っていた。
番組では鳥谷氏の現役時代の推定年俸が入団当時1600万円で、阪神最終年の2019年が4億円だったと紹介。その上で「野球選手の推定年俸は当たってるのか?」について聞かれると、鳥谷氏はとぼけつつも「ほとんど当たっていないと思います」とし、「一流と呼ばれる人たちはだいたい推定で出ているよりも多くもらっていると思う」とした。
つまり一流だった鳥谷氏も19年時点で4億円以上もらっていた可能性は高いわけだが、野球選手同士でご飯を食べに行った際に誰が支払うのかといえば基準は完全に年齢で、
「後輩の収入が1億円で自分が1000万円とするじゃないですか。自分が払います」
とキッパリ。もし大谷翔平にご飯に誘われたとしても、鳥谷氏は間違いなく支払いは自分がするといい、「大谷選手に奢ったと言える自慢のほうが大きいかもしれないですね」と笑わせていた。
ちなみに鳥谷氏曰く、羽振りがいいのは元阪神の金本知憲とのことで「5~10人で行って、支払い20万円とか、もう全然普通に払ってましたね」と明かしていた。野球界は上下関係が厳しいと言われるが、ご飯の支払いも明確のようだ。
(鈴木十朗)