なんと「メガネっこキャラ」に変身したという桜井木穂は、最新DVDに初めての「メガネのチャプター」が登場。裏庭のニワトリとも戯れて…。
――DVDを発売!
木穂 はい。「恋の魔法は猫じゃらし」以来です。
――あれ以来かぁ。久しぶりのリリースだね。
木穂 えーと、もともと1年に1本と決めているんです。1年目だけは3本出しましたけど。
――ファン待望だ。今回のロケ地は?
木穂 久々に宮古島でした。最初の頃は沖縄本島や宮古島が多かったんですけど、肌が焼けちゃうから控えていたんです。でも今回は「久しぶりに行ってみたい」という気持ちになって。
――焼けなかった?
木穂 美白対策をしっかりやって、白玉点滴も打ちました。
――ナニ、そのかわいい名前?
木穂 肌を白くしてくれる点滴です。
――そんなのあるの? えっ、一般的? ふつうに病院で「白玉ください」って言えば伝わるもの?
木穂 美容皮膚科ならたぶん。
――日焼けする前に打つ?
木穂 どちらでも。今回、私はロケ前に打ったから、プラマイゼロで東京に帰ってきました。もちろん、焼ける前と後の両方でやるほうが効果が出ます。
――医療の進化がすごい。さて、新作情報だけど、ほかに何か変わったことなどあるかな。
木穂 初めてメガネのチャプターがあります。
――おぉっ!
木穂 ふだんはめっちゃメガネです。撮影の時はかけないんですけど、前回の舞台の時、メガネをつけながら稽古をしていたら、急遽「メガネっこキャラに変更しようか」となって。
――相当、似合ってたんだね。
木穂 その流れなのか、DVDでも1チャプターだけ、赤い自前メガネをかけました(「週刊アサヒ芸能」11月2日・9日合併特大号167ページ参照)。
――私物はファンも喜ぶ。
木穂 ほかに新しいといえば、初めてストーリーがない、いわゆるイメージDVDでした。何をしゃべっていいかわからず、裏庭のニワトリと戯れました(笑)。
――ナイスなアドリブ。では、お気に入りの衣装を。
木穂 今回の衣装、めっちゃかわいかったんですよ。例えば、緑と白のボーダー水着。なかなかないですよね(同168ページ)。
――確かに新鮮。
木穂 三角ビキニが多かったかな。赤と白の柄とか。あと、かわいいワンピースがあって、「撮影を頑張ったらあげる」と言われて、本当にもらいました(同169ページ小写真)。
――太っ腹! さて、さっき舞台の話がちょっと出たけど、また舞台に出演するらしいね。11月1日から5日まで上演される「片思いの天使たち」という作品。天使の役だ。
木穂 いえ、家出少女です。ガールズバーで働いています。
――なにっ!?
木穂 出演者みんな、誰かに片思いしている物語です。
――木穂ちゃんの恋のお相手が気になるところ。
木穂 私は4部すべてに出てきますけど、3部のメインキャストですので、ご注目を。
――4部すべて…どういうこと?
木穂 各30分くらいのショートストーリーが4つあって、計2時間の作品になっています。
――なるほど、それは大事な情報だ。
木穂 実は舞台だけじゃなく、映画も。12月公開予定の「オホーツク流氷物語」に坂口渚沙ちゃん(元AKB48)とW主演で出させていただきます。
――オホーツクは地元よね。
木穂 映画の舞台となった紋別は(実家の)隣の市です。昔、土日に遊びに行ってました。
――どんなストーリー?
木穂 私の役は紋別市の海産物を売っている会社の娘で、社長であるお父さんが亡くなって東京から戻ってきて、でも漁師さんに「何もわからないじゃねえか!」と叱責されて。
――そんな時、もうひとりの主演が…。
木穂 渚沙ちゃんは札幌で「雪国物語」という会社に勤めるOLでしたが、私が会社を継げるように手伝ってくれます。
――渚沙ちゃんとは初?
木穂 初仕事です。渚沙ちゃんは特に北海道でめちゃめちゃ有名で、高校時代、地元の番組収録で私の母校に来てくれたことがあって。
――それは運命的。
木穂 私にとって憧れの先輩です。まさか何年後かに映画で共演できるなんて、夢にも思っていませんでした。
――ご家族も隣町の紋別市での撮影は喜んだんじゃない?
木穂 エキストラの方たちも、ウチの父のことを知ってました。
――ジモティーすぎる!
木穂 父には詳しいロケ場所を言ってなかったんです。あとで聞いたんですけど、紋別のことはわかるから「撮影するなら、だいたいこの辺だろうな」と予測して、こっそり撮影を見に来ていたみたいです。