エンゼルス大谷翔平投手が11月2日(日本時間3日)、自身初のフリーエージェント(FA)となった。東部時間6日午後5時(同7日午前7時)まではエンゼルスのみが契約交渉を行えるが、その後は他球団との交渉が解禁。メジャー史上最高額となる5億ドル(約750億円)を超える争奪戦が予想されている。
先ごろ放送された「ひるおび」(TBS系)では、「スポーツニッポン」MLB担当記者と元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏が大谷の移籍先を予想。
スポニチ記者によると、大谷が求める条件は①ポストシーズン進出、②二刀流、③生活環境の3つ。獲得に乗り出す球団としてはマリナーズ、ジャイアンツ、ドジャース、エンゼルス、パドレス、パドレス、カブス、レンジャース、レッドソックス、ヤンキース、メッツの11球団を挙げた。
そのうち今季ポストシーズンに進出したチームはア・リーグ西地区2位でワールドシリーズ優勝のレンジャース、ナ・リーグ西地区1位のドジャース、ア・リーグ東地区3位のブルージェイズ。ドジャース30%、エンゼルス30%、その他40%と確率を示す一方、五十嵐氏は大谷の移籍先として、ドジャース40%、ヤンキース10%、レンジャース10%、パドレス10%、ジャイアンツ10%、メッツ7%、エンゼルス3%、その他10%と予想。
「ポストシーズンを狙えるチームで考えると、ヤンキースは今年良くなかった。メッツも(主力投手を)放出してしまった。エンゼルスなんて主力をほぼ出してしまった。ここから新たな有力選手を獲るのは結構難しいと思う。その中でドジャースは安定して強く、現時点でも選手が揃っている。だったらドジャースに行っちゃえば、ポストシーズンもかなり高い確率で行けるし、本人も比較的余裕を持って挑めると思う。(エンゼルスのように)大谷頼りにならない」
と説明した。一部ではドジャースがオリックス山本由伸投手と大谷を両獲りなどという報道も出ているが、果たして。
(鈴木十朗)