まずは、以下の面々を見てもらうことにしよう。
投手:今永昇太(DeNA)
捕手:坂本誠志郎(阪神)
一塁手:大山悠輔(阪神)
二塁手:菊池涼介(広島)
三塁手:村上宗隆(ヤクルト)
遊撃手:木浪聖也(阪神)
外野手:西川龍馬(広島)、秋山翔吾(広島)、近本光司(阪神)
これは巨人の打撃チーフコーチを退任した大久保博元氏が選んだ、今季のセ・リーグのベストナインだ。38年ぶり2度目の日本一となった阪神からの選出が多いのは必然だろう。外野手部門で選んだ近本に対し、大久保氏は称賛の言葉を惜しまない。
「どんだけいい選手か。肩が弱いだけだよ。肩強かったら、メジャーでできるかもしらん。打撃の考え方と待ち方は天性と努力が合わさったような選手」
これはYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉で語ったものだが、近本は日本シリーズでは5割に近い打率を残し、MVPに選ばれた。
一方で、2年ぶりの本塁打王に輝いた岡本和真をはじめ、巨人ナインの名前はない。ここで大久保氏は、とある助っ人をコキ下ろし、不満を爆発させた。今季88試合に出場した、ルイス・ブリンソンである。
「あんなにやってくれる人はいなかった。アキレられた。ありえないじゃん。アウトカウント間違って、走っちゃって、チェンジだと思って、もう一回アウトってなかなかないよね。普通のセンターフライ落とすとか、なかなかないよ、プロが。日本語忘れるようなもんだぞ、日本人が」
「裏ベストナイン」にガチ選出されそうなブリンソンは、今季限りでの退団が予想されている。
(所ひで/ユーチューブライター)