ロシアのプーチン大統領がバルダイ(モスクワとサンクトペテルブルクの中間地点に位置する都市)の大統領邸(別荘)の寝室で、心肺停止状態に陥った。10月22日夜(現地時間、以下同)のことだ。その後、医師団による蘇生術で息を吹き返したが、10月26日午後に健康状態が急激に悪化。同日午後8時42分、医師団は救命措置を中止し、大統領の死亡を確認した。そして遺体は邸内にある冷凍庫に安置された――。
本サイトが10月26日と31日に配信した記事では、SVR(ロシア対外情報庁)の元上級幹部らが運営しているとされるテレグラムチャンネル「ゼネラルSVR(通称:SVR将軍)」が伝えた、超衝撃情報の詳細に迫った。
そんな中、ウクライナの内務省顧問を務めるアントン・ゲラシチェンコ氏がSNS上に投稿したプーチン大統領の「影武者動画」が大きな波紋を広げている。
投稿日時は11月9日午前5時51分。動画はわずか4秒ほどの短いもので、画像の右上には「クレムリン(ロシア大統領府)」の文字。そして、投稿のタイトルには「最新映像」の但し書きとともに「プーチンの頬はどうなっているのか?」とあり、動画で話をしている人物は影武者ではないのか、との疑問を投げかけている。
というのも、動画に登場するプーチンらしき人物の頬が異常に膨らんでおり、充填剤を注入されたような「整形顔」をしていたからである。この動画を閲覧したユーザーからは早速、「頬のアザから考えると、整形はつい最近のものだ」「頭の形も耳の形も鼻のカーブもプーチンとは違う」などの反響(返信)が相次いだ。
プーチンの影武者説をめぐっては、TBSのBS報道番組「報道1930」(5月22日、6月12日放送)が、影武者との指摘がある映像や写真をAIで解析した結果、目や鼻や口の形と輪郭、さらには歩き方や声紋も、本物との一致率が低いと指摘。11月11日付のニュースサイト(TBS NEWS DIG)でも「暴君(プーチン)は死んだ」「ドッペルゲンガー(影武者)を大統領にすり替えるクーデターが進行中」との、ロシア発の情報を伝えている。
「ロシアのペスコフ大統領報道官は死亡説も影武者説も否定しているが、少なくともプーチンとその周辺で、かつてない異変が生じ始めていること、そしてロシア国内も含めて関連報道がさらにヒートアップしていくことは間違いないでしょう」(ロシア専門家)
鉄のカーテンの向こう側で、何が起きているのか。今後の動向が注目される。
(石森巌)