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【女子ゴルフ感涙】西郷真央が地獄の日々から這い上がった「泣きながら練習」ドローボール改造

 日本ウェルネススポーツ大学に在学する女子大生ゴルファーが、復活Vに嬉し涙で声を詰まらせた。女子ゴルフの「伊藤園レディス」最終日が11月12日、千葉・グレートアイランド倶楽部で開催され、首位から出た西郷真央が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算16アンダーで優勝を果たした。

「ティーショット、アイアンショットが思った所につけられていたので、バーディーチャンスにたくさんつけられた」

 西郷はそう語り、1年6カ月ぶりのツアー通算6勝目を噛みしめたのだった。

 尾崎将司が主催する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生で、高校入学前に門を叩いた。学校の入学式も誕生日も成人式の日も、千葉にある「アカデミー」に足を運んでトレーニングしてきた。ゴルフライターが言う。

「天性のゴルフセンスを持っています。想像力が豊かで、コースチェックやプレー環境をインプットして、マネージメントを瞬時にできる能力を持っています。158センチと背は低いですが、パワフルできれいなスイングから、バックスピン量が多いフェードでボールをコントロールする能力に優れていました」

 いわばゴルフの天才といえるが、昨年は地獄も味わった。開幕から10戦5勝と生まれながらの才能を発揮したが、首痛の影響もあって、途中からは未勝利の大スランプに陥ったのだ。

「首に負担がかからないようにスイングを改造したことで沼へ入り、スランプにハマりました。『クラブを握りたくない』という日もあったようですが、泣きながら練習してドローボールに変えたことで、復調の大きな手がかりをつかみました」(前出・ゴルフライター)

 来年のアメリカツアー参戦を目指し、11月30日からの最終予選会(Qシリーズ)に挑む。前週に日本ウェルネススポーツ大学の2学年先輩で、大の仲良しである稲見萌寧が日米共催の「TOTOジャパンクラシック」を制したことも刺激になったという西郷。「少しずつ調子を上げていきたい」と弾みをつける構えだ。

(田中実)

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