芸能

今明かされる沢尻エリカ「撮影2カ月前の突発降板劇」…問題は「コメディセンス」だった

 沢尻エリカの降板騒動といえば、麻薬取締法違反容疑で逮捕された2019年11月。2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の帰蝶役を川口春奈に譲ることになったわけだが、放送作家の鈴木おさむ氏が脚本を担当した映画「ハンサム★スーツ」(2008年)でも、急な降板騒動があった。

 谷原章介主演で、ドランクドラゴンの塚地武雅、北川景子が脇を固めたが、北川は当初、撮影期間に別ドラマが入っていてNGだったのだという。ところが同じ事務所の所属だった沢尻が台本を読んで「面白い」と興味を抱いたことから、沢尻に変更。

 そして撮影2カ月前の土壇場になって鈴木氏や監督、プロデューサーが呼び出しを受け、「私のコメディセンスと、この脚本にズレがでてきた」

 と沢尻が発言。YouTubeチャンネル〈佐久間宣行のNOBROCK TV〉で鈴木氏が回想したところによれば、

「その言葉を聞いた瞬間に『ハイ、終わった!』と思った。これを覆すのはムリだと…」

 結果、撮影スケジュールを変更するなどして配役が北川へと戻り、めでたく公開に至ったのだが、この話には続きがあった。鈴木氏が言う。

「断られた日、会議室を出て携帯見たら、やたらと沢尻さんがニュースになってるんですよ。その日『別に』の後だったんです。『別に』って言った数時間後に僕、仕事を断られてるんですよ。だったら、いいかって…」

 2007年9月29日、沢尻は主演映画「クローズド・ノート」の初日舞台挨拶に登壇し、腕組みしたまま「印象に残ったシーンは?」といった司会者からの質問に「特にないです」と不機嫌に答えた。他の質問にも「別に」とあしらうなどして、物議を醸したあの騒動である。

 来年2月、沢尻は主演舞台「欲望という名の電車」で芸能活動を再開させる。「2度あることは3度目ある」はご勘弁を。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論