最近は映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」での、夫・片岡愛之助との夫婦共演も話題だ…といえば、藤原紀香だ。「しゃべくり007」(日本テレビ系)に、15年ぶりに登場したのが12月4日。「これで明日から紀香 ナゾの美貌に迫るSP」ということで、もっぱら紀香が自身の美容法について語るものだった。
最初の美容法は「シルクサスペンションヨガ」。天井からブラ下げられたゴムで逆さ吊りになり、手足に加圧ベルトを巻いて負荷をかけ、そこから腹筋などをするという。一瞬、何かのプレイ…かと思うような、逆さ吊りトレーニング。セレブのやることはわからない。
さらに「舌のトレーニング」。口腔内を鍛えるために、駄菓子の風船ガム1粒で、風船を膨らませるというもの。舌根が固くなると誤嚥などが起きやすいので、それを柔らかくするためにやった方がいい、と実践。しゃべくりメンバーにもやるように促した。
1粒だけで風船ガムを膨らませるのは至難の業らしく、うまくできないメンバーを横目に、紀香は巧みな舌使いで見事に風船ガムを膨らませていた。
そして後半は「紀香が選んだ昭和&平成の曲12連発カロリー消費メドレー」だ。カラオケ大好き紀香のチョイスで、メンバーを巻き込んでのカラオケ大会となった。広瀬香美「ロマンスの神様」をはじめ、アニメ「うる星やつら」の「ラムのラブソング」に「キャッツアイ」と歌いまくるわ、歌いまくるわ。なにかもういろんなことが吹っ切れたのか。欲求不満でエネルギーが余りに余っているのか。ノリノリ過ぎて「紀香、どうしちゃったの!?」と心配になるほどだった。
ちなみに番組が最後の最後までシークレットにしていたゲストは、globeのマーク・パンサー。「DEPARTURES」を熱唱する紀香の後ろから「ご本人様登場!」スタイルで現れたのだが、さんざんジラしておいてマーク・パンサーか、と。
来年1月に高島礼子、剛力彩芽と舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」をやるそうだが、どうせ「キャッツアイ」をやるなら、明治時代になど変換せず、現代でやってもらいたい。もちろん三姉妹は、あの全身レオタードの衣装で。30年前に見たかった気もするが、マニアは食いつくはずだ。
(堀江南)