今季の巨人・小林誠司捕手は21試合の出場にとどまり、放った安打はわずか「1」。12月1日の契約更改では7000万円減の年俸3000万円でサイン(金額は推定)と、屈辱の年となった。
そんな中、12月23日に小林と松原聖弥外野手の「クリスマスプレミアムトークショー」が開催。このチケットが爆売れしているとネット上で大きな話題になっているのだ。スポーツライターが言う。
「会場は東京の『ユナイテッドシネマ アクアシティお台場』で、一般指定席が1万円、ペア指定席2万円。さらに遠方のファンに向け2名1室3万4000円、1名1室3万8000円の宿泊プランも用意されていましたが、宿泊プランは即完売で、一般席があとわずかといった具合。松原も今季、小林と仲良く21試合の一軍出場で安打は『ゼロ』。野球の方ではからっきしの2人にしては、ビックリの反響と言えます」
ただ、グラウンドでの活躍はなくとも、こうしたイベントでしっかりと球団に貢献しているということだ。
「小林は現在も応援グッズの売り上げで坂本勇人内野手に次ぐ第2位をキープしています。球場では、試合に出ていなくとも小林や松原のレプリカユニフォームを着た女性ファンを多く見かける。この人気を考えると、いくら成績がダメでも球団が放出に二の足を踏むのも理解できます」(前出・スポーツライター)
本来であればプレーで評価を受けたいところだが、2人はまずオフにファンサービスすることでファンの心をガッチリ掴み、来季への糧にしたいところだ。
(ケン高田)