今年の抱負としては、ダイエットを頑張ってレースに復帰することです。復帰後はB2級となりますが、女子選手には「産休・育休特例」があり、長期間(不出場期間は90日以上1年6カ月未満)レースを休んでいた選手を対象に、産休を開始した時点の級別と同等のあっせん日数が6カ月間適用されます。
私が産休に入ったのが23年の1月。当時はA2級でしたから、春頃には復帰を果たしてレース勘を取り戻し、再びA2級に返り咲けるよう、頑張っていきたいと思っています。
さて今週は、ボートレース大村(長崎県大村市)でPGⅠ「第5回BBCトーナメント」(1月11日㊍~14日㊐)が開催されます。
お正月明け早々、豪華メンバーが集結しますね。通常は異なり、1回戦→準々決勝戦→準決勝戦→決勝戦と3着以内に入った選手が次に進めるというユニークな勝ち上がり方式で、優勝戦の枠番を「あみだマシーン」で決めるというのも見どころの一つ。
昨年の覇者、松井繁さん(大阪、A1級)はオール2着からの優勝戦1号艇でしたし、第1回から第3回大会までの優勝者は皆、準決勝戦3着からの優勝。最後のくじ運の強さもメチャメチャ大切なんです。
でも、くじ運って、どうすると上がるんですかね。そもそもモーター抽選の引きは弱いんですけど、思い返すと、小学生時代から、あみだくじでの引きも弱かった。学校の給食でハーゲンダッツのカップアイスが出ると、どの種類がいいか、あみだくじで決めていたんです。私の大好きなクッキー&クリームやストロベリーは個数が少なくて、いつもバニラを食べていました。そもそも小学校の給食にハーゲンダッツが出るって、今思えば、生意気ですよね(笑)。
出産したことで運気も変わり、復帰した際は、モーター運がアップしているといいな~と思っています。
女子戦は1月15日㊊~20日㊏まで、ボートレース津(三重県津市)でGⅢ「津オールレディース マクール杯」が開催されます。
ここは東京支部から唯一参戦する田村美和さん(B2級)に注目しています。
今年がデビュー39年目で11月には59歳になられますが、これだけ長い間、現役で走り続けるのはスゴイことですよね。私も見習いたいと思います。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。