スポーツ

大谷翔平に「訴訟危機」! 韓国開幕戦「まさかの欠場情報」浮上で逆恨みのファンが…

 今季からロサンゼルス・ドジャースに移籍した「1000億円プレーヤー」の大谷翔平。3月20日、21日には韓国ソウルでダルビッシュ有、松井裕樹を擁するサンディエゴ・パドレスとのMLB開幕戦が予定されているが、ここへきて厄介な情報が浮上している。それは「大谷の開幕戦欠場が濃厚になった」というものだ。メジャー担当記者が言う。

「昨オフに右ヒジを手術した大谷は、2024年シーズンは打者に専念することが決まっています。ですが、ヒジに負担をかけない打者起用だとしても、もともと開幕に間に合うかは五分五分だった。ドジャースは2月10日(日本時間)にキャンプインしましたが、これは他球団よりもかなり早い。韓国での開幕戦が、通常のメジャー開幕よりも1週間以上早いためです。『急ピッチで仕上げて、故障されてはたまったものじゃない』というのが球団の本音です」

 指名打者での先発出場を大谷本人が公言した、と報じるメディアもあるが、ドジャースにとって大谷は今季最大の目玉選手。状態を見極めた上で、最善を尽くす形のデビューを考えていることは間違いなく、開幕2連戦を回避して、次節の本拠地ドジャースタジアムでのホーム開幕戦がお披露目の舞台になる、とみる向きもあるのだ。前出のメジャー担当記者によれば、

「3月のソウルはまだ寒く、日によっては気温0度以下にもなります。平均気温27度のキャンプ地アリゾナとは大違い。激しい寒暖の差は疲労や故障の原因にもなりますから、どうせ出場しないなら…とアリゾナでの調整を続け、韓国に帯同すらしないかもしれません」

 ただし、欠場となれば納得できないのが、韓国の大谷ファンだろう。実は大谷は日本人でありながら、韓国球界の誰よりも人気が高い選手。この一連の韓国プロチームとの親善試合からメジャー開幕戦をまでを指す「MLBソウルシリーズ」のポスターも大谷が中心で、最も大きくプリントされている。

「パドレスの正二塁手キム・ハソンや、パドレス移籍初年度のコ・ウソクら韓国人選手でも、ドジャースのムーキー・ベッツのような世界的スターでもなく、人気の中心は大谷なんです。二刀流で歴史的偉業を達成した大谷は韓国国内で、もはや日本だけでなく、『我々アジア人の宝だ』と考えられている。開幕戦のチケットはわずか8分で完売し、SNSやオークションサイトでは高額転売も多く見受けられる。期待値の高さがうかがえます。それだけに欠場となれば、物議を醸すことは間違いないでしょう」(在韓ジャーナリスト)

 直近では今年1月、親善試合で香港を訪れたサッカーの大スター、米インテル・マイアミのリオネル・メッシが試合を欠場。試合の契約条項に違反したとして、ファンやスポンサーからメッシとインテル・マイアミ、試合主催者への大ブーイングが飛んだ。

 韓国でも2019年、伊ユベントスに所属するクリスティアーノ・ロナウドが同様に、親善試合を欠場。こちらはファン162人の連名での訴えにより、主催者が全員に賠償金を支払っている。ウソをつくことを「ロナウドみたいなマネ」と揶揄するネット用語がブームになるなど、騒動は大きな波紋を広げた。

「韓国国内での人気の度合いを考えれば、メッシ、ロナウドよりも大谷の方が上。欠場すれば過激なファンは大谷やドジャース、あるいは試合を主催するMLB機構を逆恨みし、訴訟に踏み切ることも十分考えられるでしょう」(前出・在韓ジャーナリスト)

 大谷のプレーを見たい気持ちは当然わかるが、まずは万全な状態での復帰を願うのが、真のファンといえるのではないか。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論