現在、ホールで稼働している主な「海物語」シリーズは「Pスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風」(ミドル&甘デジ)、「P大海物語5」(ミドル&ライトミドル)、スマパチの「e新海物語349」のほか、遊タイム搭載機の「P大海物語4スぺシャル」(ミドル&甘デジ)、「PA大海物語5Withアグネス・ラム」、「PA新海物語」といったところ。
狙い目の機種について、36年連続で勝ち越しを続けているギャンブルライターの浜田正則氏は、次のように断言する。
「P機の遊タイム搭載機、中でも甘デジのアグネス・ラムをオススメします。遊タイムとは、通常時に一定回数ハマったら時短に突入する恩恵システムで、アグネスの場合、299回転大当たりなしで遊タイムが発動し、379回転の時短が始まります。パチスロでいう『天井』のようなものですが、異なるのは、あくまでも『時短』ということ。なので、遊タイムに突入したからといって、パチスロのように必ず当たりが引けるわけではありません」
とはいえ、大当たり確率は99.9分の1。確率の3倍以上もある遊タイムでの大当たり期待度は97%以上を誇る。
「しかもこの機種は、大当たり後に必ずST(10回転まで大当たり確率19.5分の1)+時短に突入。ST10回転と時短を合わせた電サポは4R=25or50回転、6R=50回転、10R=120回転+『ハピネスチャンス』。このハピネスチャンス中の大当たりは、すべて電サポ120回転で、継続率は80.5%。一撃で約3600発の出玉が期待できます」(前出・浜田氏)
ハピネスチャンス中に大当たりを引けなかったとしても、その後、179回転を消化すれば「遊タイム」が発動する。うまくつながれば、甘デジとはいえ、大量出玉が獲得できるのだ。
「必ず当たりが引けるわけではないとはいえ『遊タイム狙いのウロツキ戦法』はオイシイですね。遊タイムが発動する回数の半分以上(アグネスなら150回転以上)回して捨てられている空き台は結構あり、これを狙います。ちなみにこの戦法で1日の最高記録は、夕方から来店して一撃1万発を含む2万8000発の勝利。アフター5のパチンコや休日の午後など、ホールをのぞいて見つけた際は、積極的に狙ってみてください」(前出・浜田氏)
アグネス・ラムだけでなく、遊タイムを搭載している他の海物語や、同じ三洋の甘デジ「PAわんわんパラダイスⅤ」も〝甘い機種〟に入るという。
ウロツキ戦法といっても客の後ろに張りつくわけではなく、落ちている空き台を拾うだけ。勝ち組の仲間入りを果たすためにも、堂々と狙ってみよう。