ロッテの佐々木朗希が大好きだというハワイの郷土料理「ロコモコ」。それをイメージした「佐々木朗希のロコモコチーズバーガー」が、3月12日からロッテリア ZOZOマリンスタジアム店限定で発売されている。
セットにはロコモコチーズバーガー、フレンチフライポテトM、ドリンクLのほかに「千葉ロッテマリーンズ選手オリジナルカード」(10種類から1枚)が付属する。
ファンとしては球場を訪れた際にぜひとも食べてみたいが、「1700円」とロッテリアのハンバーガーとしてはかなりの強気の価格。購入を躊躇する人も多いようだ。
同商品は昨年も4月4日の開幕戦から、ZOZOマリンスタジアム店限定で発売されているが、価格は1400円だった。この時も「高すぎる」との声が上がったが、物価高のアオリを受けたのか、わずか1年でさらに2割以上も値上げしたのだから、不満の声が飛び出すのも当然だろう。
「そもそもロッテリアは昨年4月1日に、ゼンショーホールディングスに買収、譲渡されており、ロッテホールディンスグスとはすでに無関係。むしろロッテファンからは『マクドナルドとコラボしてほしい』などと、皮肉めいた要望が出ています。佐々木は来季のメジャー移籍が濃厚になっていますから、ゼンショーとしては最後にいっちょかみしておきたいんでしょうね」(スポーツライター)
佐々木は3年目に完全試合を達成し、4年目の昨季は最速165キロを計測するなど、圧倒的な投球を見せている。ところがプロ4年間で、一度も規定投球回に到達した経験がない。
「ロコモコ」の「ロコ」はスペイン語で「イカれたヤツ」を意味する言葉で、大胆なプレーをする佐々木にはまさにうってつけといえよう。とはいえ、多くのファンはまず規定投球回数をクリアし、1年間ローテーションを守ってもらいたいと思っているのではないだろうか。
1700円バーガーの売れ行きも、佐々木が活躍するかどうかに左右されることだろう。
(ケン高田)