芸能

阪神戦の始球式に中条あやみ登場「幻惑投球」で魅せた後は「岡田監督の『おーん』が何よりも楽しみ」

 江口のりこと中条あやみがダブル主演する映画「あまろっく」(中村和宏監督)が、4月19日から公開される。兵庫県尼崎市を舞台に、39歳の独身女性(江口)と、65歳の父親(笑福亭鶴瓶)、そして父の再婚相手となる20歳の女性(中条)という3人の、想定外の共同生活を描いたホームコメディーだ。

 4月11日に甲子園球場で行われた阪神VS広島戦は、この作品の「公開直前ナイター」として開催され、中条がファーストピッチセレモニーを行った。

 映画公開日である「背番号4.19」の阪神ユニフォームで登場した中条のスラリとしたスタイルの良さに、阪神と広島両軍選手の目は釘付け。マウンドに上がった中条は右投げだが、なぜか軸足のハズの右足を上げてしまい、仕切り直しに。2度目は笑ってしまって投球できず、3度目で再び右足を上げて投げられなかった。

「4度目の正直」で、ようやく左足を上げると、往年の巨人のエース・西本聖ばりに頭上までピンと足を伸ばし、見事なノーバウンド投球で球場を沸かせたのだった。スポーツ紙デスクが言う。

「大阪出身でお笑い好きの中条ですからね、最初はボケて右足を上げたのかと思いましたが、どうやら緊張していたようですね。試合ならボークを取られる投球でしたね(笑)」

「パニックになりました」と語った中条は、

「岡田監督の『お~ん』が何よりも楽しみ。勝ってほしい」

 とタイガースにエールを送ったのだが…。

 阪神は先発の西勇輝が8回まで無失点と好投したが、打線がサッパリ。代わったゲラが9回に1点を失うと、その裏の攻撃は三者凡退で完封負け。中条の美しさに、阪神打線がパニックになってしまったのだろうか。

(石見剣)

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