ドジャース・大谷翔平の口座から不正に送金したとして、銀行詐欺の疑いで米連邦検察に訴追された、元通訳の水原一平容疑者。日本時間4月13日にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷すると、約382万円の保釈保証金を支払い、保釈された。
同日、メジャーリーグ日本人最多タイの175号ホームランを放った大谷は試合後、取材に応じたが、水原容疑者の話に及ぶと、球団広報が頑なにガード。もはや「禁止ワード」になっているのは、火を見るよりも明らかだった。大谷個人が資金管理を徹底していなかったことも、今回の不正送金被害を深刻にした一因といえる。
そこで今後、重要になるのが、元バスケットボール選手の真美子夫人の対応力だ。メジャー関係者が語る。
「韓国での開幕シリーズでは何度もテレビメディア報じられ、大いに注目されました。初戦後に水原容疑者の一件が出てからは、妻のニュースバリューは一時的に落ち着いています。ですが、メジャー選手は奥様会など、球場外で固まって行動することが多い。真美子さんの語学力が重要になってくるのです。今は必死に勉強しているようですが、チーム関係者からは『もっと上手くなった方がいい』と助言されているとか」
夫同様、妻の戦いも始まっている。