アジア杯開幕を9日に控え、八百長騒動渦中のハビエル・アギーレ監督(56)率いる日本代表は4日、昨年のクラブW杯3位オークランドと練習試合を行い、2-0で勝利した。しかし、再三の決定機を逃すなど、納得いかない内容に苛立ちを隠せないアギーレは、ペットボトルを蹴飛ばすなど余裕のなさを露呈した。
「相手はしょせんセミプロ。2点しか取れず、カウンターでピンチを招いた危ない場面も目立った。アジア杯では、韓国、イラン、オーストラリアといった強豪国と真剣勝負をしなければならない。スペインでの八百長騒動を抱えるなか、アジア杯で結果が出せなければ誰もアギーレをかばえない。一気に解任に傾くでしょう。すでに水面下では後任監督の候補に接触が始まっているようです」(サッカーライター)
一部では、元代表監督の岡田武史氏やガンバ大阪の長谷川健太氏の声も挙がっているが‥‥。
「今回の監督人事は日本人監督中心の選考になりそう。ただ、それだけでは世論の風当たりも強いので、臨時コーチとしてJリーグのレジェンドたちの招集もされているとか。キングカズやゴン中山、ラモスなんかの名前も取り沙汰されています」(サッカー記者)
アジア杯で連覇を狙う日本だが、「惨敗して解任させたい」が協会関係者の本音だろう。