DeNAが近年、試合後に実施しているライブイベントが「BLUE☆LIGHT SERIES」だ。ここでちょっとした「事件」が起きた。
4月23日の阪神戦では、米米CLUBのボーカル・石井竜也が試合後にライブパフォーマンスに臨む予定で待機。試合は通常より30分早い、午後5時半開始となった。石井は始球式と国歌斉唱をしたが、ライブは近隣住民への配慮から、午後9時半までに終わらない場合は中止と決められていた。
ところが試合は4時間13分かかって延長12回、1-1の引き分けで終了。なんともいえない空気の中で石井はグラウンドに出てくると、観客に呼びかけた。
「また会おう!」
ライブも何もなく「空振り」に終わってしまった状態に、スタンドからは溜め息が漏れる。球団関係者もアキレながら、
「去年の失敗を教訓にできていない」
とガックリだ。
「去年の同時期に呼ばれた湘南乃風の場合も試合が延びてしまい、ライブ中止。代替ライブが実施されたのは7月16日で、かなり間延びしてしまいました。石井の場合も夏場に再びライブ設定をするんでしょうけど、やるなら土日のデーゲームでないと格好がつかない。不可抗力とはいえ、ファンの満足度が下がってしまう演出はやめるべきだと思いますけどね」
ちなみに4月24日の試合にはLINDBERG、26日にはFIELD OF VIEWのボーカル・浅岡雄也が同様の企画で来場し、ライブを行うことになっている。またもや空振りすることだけは避けたいが…。