芸能

「嫌われおでん女」有森也実が「東京ラブストーリー」のトラウマを引きずる「手作りマヨネーズ」騒動

「東京ラブストーリー」といえば、フジテレビ歴代月9ドラマでも1、2位を競う人気ドラマだ。放送されたのは今から33年前、1991年のこと。平均視聴率22.8%、最終回32.3%を記録する大ヒットとなった。

 ひと言で言えば、織田裕二演じる主人公の永尾完治(カンチ)が、鈴木保奈美演じる自由奔放な赤名リカに振り回される物語だ。

 このドラマで、カンチの高校時代の同級生で、片思いしていた関口さとみがいる。カンチに好かれているのをいいことに、自分は三上(江口洋介)と付き合っていながらも、なにかといえば「永尾くん、永尾くん」と甘えてきたり、結果的にリカとカンチの邪魔をするような役柄だった。

 とりわけ手作りのおでんをカンチの家に持っていくシーンがあり、そこから「おでん女」呼ばわりされるように。世の女性たちから総スカンを食らったものだ。

 その関口さとみを演じたのが、有森也実だった。役にぴったりハマッたのが災いし、このドラマ以降、有森=おでん女・さとみのイメージが定着してしまい、その後も女性人気は得られず…。

 そんな有森が、5月8日放送「ソレダメ」(テレビ東京系)に降臨。あまりにも久しぶりで最初、誰だかわからなかったのだが…。現在56歳、にしては若いほうか!?

 番組レギュラーのオードリー春日俊彰が「(東京ラブストーリーは)最初に見たドラマで、小6だった」と言うと、有森は「当時は役柄で嫌われていたから」と、いまだトラウマが消えない様子。

 この日の内容は「高尾山&ヤオコーお惣菜&バーミヤン常連さん大調査SP」で、いつもながら食にまつわる話題が多かったのだが、ここで有森、料理好きが高じて調味料も手作りしているといい、スタジオに特製マヨネーズを持参した。

 味見をさせられるハメになった出演者たちは、接待味見で「美味しい、美味しい」と言っていたが、はたして本当のところはどうなのだろう。美味しいのは事実としても、コロナ以降、手作り食品はあまり歓迎されない風潮にある。それでも持って来られたら、食べないわけにはいかないではないか。

 おでん女は30年経ってもおでん女…いや、マヨ女だ。嫌われたのは、彼女が演じた関口さとみという役柄ゆえかと思っていたが、いやいや、さとみと也実は案外、同じタイプなのでは、と思った次第。

(堀江南)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論