かつて「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)でクズ言動を繰り返し、腹黒い性格もあって「ブラックエビス」の愛称までついた蛭子能収。それが面白いと評判になり、番組の魅力のひとつになっていた。
ところが放送されたのはほんの一部であり、裏ではもっとひどいことをしていたと、相棒の太川陽介が自身のYouTubeチャンネル「ルイルイチャンネル」で暴露したのだ。
5月7日の生配信は、同日19時からBSテレ東で再放送されたバス旅の第17弾に合わせてスタートし、太川が番組を見ながら当時の思い出を語っていった。
旅の際、蛭子は2日分の下着しか持っておらず、洗濯をしないといけないと話す場面が放送されると、
「(実際には)洗濯なんてしていない」
さらに太川の暴露は続き、
「ホテルの部屋を取る時、タレントである自分の名前を出して取っていた」
「ご飯を食べて自分からおいしいと言わない。『おいしい?』って聞くと、やっと答える」
「お寿司はエビと卵焼きしか食べない。醤油をべちゃべちゃにつけて食べる」
「ハンカチを持っているのに、トイレに行って服で拭いている。なぜハンカチを持っているのか。鼻をかむため。イギリスの紳士みたい。もしかしたら、蛭子さんは紳士なのかもしれない」
極め付きは「麻雀」だ。続けて太川が振り返る。
「蛭子さんは雀荘に行きたがる。食事のシーンを撮った後、スタッフもそこでご飯を食べる。すると蛭子さんはソワソワしている。バスの中から雀荘を見て場所を覚えていて、雀荘に行きたくてソワソワしている。食べたら行っていいよ、と言うと『いいの?』で行っちゃう。だいたい負けて帰ってくる。前日の夜に麻雀を打った人と、翌朝にバス停で会った。昨日負けた人」
なんとバス旅のロケ中、頻繁に麻雀をやっていたとは…。これにはテレビ誌記者も驚いたとして、
「蛭子が麻雀をやりに行くシーンは放送されなかったので、知りませんでしたね。ひとつ気になるのが、麻雀を打っていた時期。蛭子は2009年に賭け麻雀で逮捕され、『ギャンブルは二度とやらない。賭けてもいい』という迷言を残しています。バス旅は2017年に最初の引退を迎えていますので、逮捕された後に麻雀をやっていた可能性は高い。太川は蛭子が地方でフリーで打っていたと明かしており、この状況で賭けないとは考えにくい。ということで、蛭子が約束を破って賭け麻雀をしたのではないか、という疑惑が持ち上がっています」
真実はどうなのか。疑惑のまま答えを出さずにいた方がよさそうだ。
(鈴木誠)