登坂淳一、武田真一、青井実‥‥、〝全国区〟NHKで名前と顔を売ったアナウンサーを重宝がる民放各局。男子アナに続けとばかり、独立フリーが加速する女子アナ勢を品定めする!
下馬評で独立間近と囁かれるのが、今や桑子真帆アナ(36)と人気を二分する中川杏奈アナ(30)。スポーツ番組「サンデースポーツ」でキャスターを務め、有名アスリートにも物怖じしない堂々たるインタビュースタイルが評価を得ている。その一方で、隠しきれない独特の色香が話題になることも多く、今年1月に同番組で、ボディラインが強調されたパープルニットを着用した際は、SNSで「ぷるんぷるんして、けしから!」という批判の声が上がったことも。
自身のSNSでもセクシー路線を驀進しており、今では削除されたものの、ほてった表情の風呂上がりの1枚や、バーカウンターにたわわな胸を載せた写真など、品格ある女子アナにあるまじき、驚天動地のサービスショットの数々をアップしていた。
業界関係者の間では、「セクシーすぎるNHK女子アナ」というキャラを確立したあと、電撃退局を狙っていると噂されているのだ。
が、NHK関係者はこのフリー説を打ち消す。
「4月の新人研修では講師として後輩の指導に当たっていましたよ。今は退社フリーより、五輪担当アナという栄誉を強く望んでいる。実際、すでに中川アナのパリ行きには内定が出たようです」
コンコルド広場で中川アナのプルンプルンなエッフェルポーズが当確! 女子アナウオッチャー丸山大次郎氏も期待大の様子だ。
「ハツラツとしながら、バストが印象的なボディラインは、まさにNHKのスポーツキャスターらしい存在です。その意味では、フリーになってからも需要は十分にあります。まだ30歳なので、今スグということはないでしょうが、番組卒業のタイミングでフリーに挑戦という可能性はあるでしょうね」
人気と実力を兼ね備え、独立候補の常連とも言われるのが、前述した桑子アナだ。「ブラタモリ」のアシスタントとして、タモリ(78)と息の合った軽妙なやり取りをしたかと思えば、報道キャスターとして「クローズアップ現代」でジャーナリスティックな一面も見せた。硬軟取り混ぜたスタンスは〝ポスト有働由美子〟との呼び声も高い。
「ポテンシャルは確かなものですが、NHKからの期待の大きさがうかがえるので、辞める理由はないでしょう。ただ今後、『クロ現』での実績を蓄えた状態で、妊娠や出産のような転機を経て、満を持して‥‥というミラクルも可能性のひとつです」(丸山氏)
数々の逸材が居並ぶ中で、丸山氏が最も独立の可能性が高いと指摘するのが、井上あさひアナ(42)である。
「15年に『ニュースウオッチ9』を降板し、東京から京都局に異動になった際は〝あさひロス〟という言葉が生まれた人気アナです。しかし、産休後に担当しているのはEテレの『きょうの健康』という短尺番組に留まっています。後輩アナが育ってきている中で、出番を増やしていけるかどうか。落ち着いたトーンや原稿読みなどの実力がピカイチなので、今後、大きな番組を担当できなければ、報道キャスターとしてフリー転向の可能性は大きいでしょう」
窮鼠猫をかむ、閑職に追いやられた井上アナが奮起すれば〝1億円フリー〟の有働アナに比肩する破壊力を持つのは間違いなし。