NHKに報道番組は数々あれど、出世街道の指標となっているのが、「NHKニュース7」だ。ちなみに平日は鈴木奈穂子アナ(36)が担当。土日祝日には井上あさひアナ(37)という、04年入社の同期組が担当を分け合っているのは偶然ではない。NHK幹部社員が語る。
「ウチの局では、女性アナウンサーが第一線で活躍するのはおおよそ40歳前後。その後は後進の育成のために帯ニュース番組やスポーツニュースの担当からいったん外れ、単発のスペシャル番組や情報バラエティーなどに活躍の場を移すことが多い。有働のように40代でもバリバリ最前線でやるのは特例なんです。そういう意味でも、彼女たちは今、局が最も評価しているアナウンサーと言えるでしょう」
井上アナは鳥取、広島を経て09年に東京勤務。その後、京都支局へ異動したあと、17年から再び東京アナウンス室に所属した復活組だ。
「上品でかつ落ち着きのある、キャスター向きの逸材。コメントの返しも浮ついたところがなく、現状で実力はピカイチだと思います」(丸山氏)
しかしNHKらしさを体現する存在ながら、ふとしたエロスが漂う瞬間もある。丸山氏が続ける。
「担当する『歴史秘話ヒストリア』での着物姿は艶っぽいのひと言。30手前ではこの色気は出せません。『ニュース7』でも、お天気コーナーで全身が映ると、腰回りの肉感や美脚にうっとりしてしまいます。特にスカートにスリットが入っている時は必見です!」
一方の鈴木アナは4年間の地方局勤務後、一貫して東京アナウンス室に所属するバリバリのキャリア組だ。ところが、意外なプロフィールが暴露され、世間を騒然とさせたこともある。芸能ライターが明かす。
「実は彼女、学生時代はゴリゴリの『アムラーギャル』だったんですよ。安室奈美恵の引退報道が出た時は『放心状態になった。私も安室さんのファッションをマネしていたのでショックです』と番組内で発言していますし、ギャル雑誌の街角スナップに掲載されたこともあります」
問題の掲載誌には、19歳当時の鈴木アナが、黒のハイネックセーターに薄い茶色のタイトスカート、黒ストッキングでキメた『なおこチャン』として登場。NHKの女子アナならば絶対公開されることのないスリーサイズについても「B83・W58・H82」とアッケラカンと語っていたのだ。
「今の清楚なルックスとのギャップがいい。ギャル時代の名残があるのか、たまにノースリーブなどの攻めた衣装でニュース読みをすることもあり、見逃せません」(芸能ライター)
鈴木アナは昨年10月に体調不良で番組を休養。一部報道では妊娠降板も報じられているだけに、同期のライバル対決の勝敗は意外と早く決するかもしれない。