元ヤクルトでプロ野球解説者の古田敦也氏が「禁断の秘密」を暴露した。
古田氏は5月14日放送のバラエティー番組「推しの木」(フジテレビ系)に出演。自分が推しているモノを「推し人」同士で語り合い「推しの木」を育てていくというコンセプトだ。この日は「日本プロ野球名球会」をテーマに、理事長の古田氏が様々に口を滑らせた。
プロ野球界の裏話が次々と飛び出す中、いつしか「2世」の話へと移行。古田氏は長嶋一茂の名前を挙げると、
「僕、同い年なんですけど、まぁ、あいつ幸せやなぁと思いながら。好きなこと言ってね。好きな時に休んで。ハワイ行って、真っ黒になって帰ってきて」
ここで古田氏は「余談ですけど」と切り出すと、意外な事実を明かす。
「高津(臣吾)の息子はフジテレビで働いてます」
これにフジテレビの伊藤利尋アナが反応した。
「たしか、営業局だったかな。そんなこと言ったら、僕の同僚に田淵(幸一)さんの息子(田淵裕章アナ)がね、いますから」
すると古田氏がそこにかぶせるように、続けてぶっちゃける。
「まぁ、昔からコネがあったんじゃないかって言われてますよね」
確かにフジテレビにはかねてから、著名人やスポンサー、政治家の子弟などの「コネ入社」が指摘されている。
「球界関係では『ハマの大魔神』こと佐々木主浩氏の長男は、父の母校・東北福祉大に進学し、プロゴルファーを目指していましたが、夢破れてしまった。2017年度の一般職入社組20人のひとりとして、フジテレビに入社しています。実際にコネによるものなのかは、わかりませんが。すっかり斜陽になったテレビ業界ですが、それでも入社できるのは200倍から1000倍ともいわれる競争率を勝ち抜いたひと握りの者だけ。2世入社の現実に、テレビマンを夢見て必死に勉強してきた一般学生の心境はどうなのか…」(テレビ関係者)
タレント、コメンテーターとしてテレビ番組に出ずっぱりの一茂だが、タレント転身直後に読売グループである日本テレビの番組に数多く出演していたのは、なんらかの「見えない力」が働いていたからかもしれない。
(ケン高田)