実はグルメだというサッカー元日本代表の城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで、現役時代に足繁く通ったお店を発表した。
城氏がグルメだとの印象はあまりないが、本人は美食家だと主張。田舎から出てきて、いろんなお店に行ってみたかったという城氏は、美味しいお店のリストを作っていたとか。それを知った他チームの選手からは、問い合わせがあったという。
…と自慢するだけあって、城氏が挙げたお店は名店ばかり。ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)所属時は、地元の人気洋食店に通い詰めた。横浜F・マリノス時代は麻布の超高級中華料理店「登龍」に、ゴールを決めた際など特別な時に訪れていたとか。ヴィッセル神戸の時は、神戸牛を提供する「三田屋」や焼肉の「たじま屋」を利用していたと明かした。
レアル・バリャドリードでプレーしていた時は、地元スペイン料理にハマッたと言う。
「ホテルのレストランで食べた『ソパ・デ・アホ』というにんにくスープ。アホってにんにくって意味で、ソパはスープ。豚の腸詰めやいろんなものが入っている、スペインの伝統的なスープ。これにハマッて毎日通い、レシピをもらって自分で作ってみたけど、ぜんぜん違う」
今も食べているというのが「パン・コン・トマテ」で、
「フランスパンを切って焼き、半分に切った生のにんにくをこすりつけて、そこにトマトもこすりつける。さらにオリーブオイルをひとたらしして、生ハムを乗せて食べる」
と、作り方を紹介すると、チャンネルスタッフは「うまそう!」と叫ぶ。城氏は「これがまたうまいんだ」と笑顔を見せた。
家庭でも簡単にできるので、ぜひやってほしい、と話す城氏。確かに試してみたくなってくる。
(鈴木誠)