ドジャース・大谷翔平の勢いは本物だ。「40本塁打、40盗塁」の大偉業が視野に入ってきた。現地ジャーナリストも興奮を隠せない。
「パワーだけでなくスピードを兼ね備えたスタイルに、目の肥えたアメリカのファンは熱狂しています。岩手の大地を走り回ったいたことで、小さい頃から脚力が強く、一塁ベース到達まで3.8秒台という足の速さがある。観察眼も備えているので、投手のクセを見破る力も優れている。慎重なタイプで無闇には走らないですが、盗塁王だけを狙えば、50盗塁以上はできますよ」
打って投げて走ってと、まさに野球小僧そのものの大谷。並外れた才能は、家族から授かったものだ。
「大谷の父・徹さんは中学校で陸上部に所属して100メートル走、砲丸投げ、走り高跳びで県大会に入賞するほどの能力を持っていました。高校で本格的に野球を始め、高卒で三菱重工横浜野球部に入った元社会人選手です。足が速く、1番を打って活躍。大谷はその父親の遺伝子をしっかり受け継いでいますね」(スポーツライター)
ちなみに母・加代子さんは身長170センチの元バトミントン選手で、中学時代は全国大会に出場、高校でもインターハイに出場したほどの実力の持ち主である。
「大谷の結婚相手、真美子夫人は背格好や顔立ち、性格が加代子さんにソックリだといわれています。息子は母に似た女性と結婚すると、昔から言い伝えられていますが、その通りですよ」(前出・スポーツライター)
スポーツ一家の血脈を継ぐサラブレッド。大谷夫妻に子供が誕生すれば、大谷を上回る運動能力を備えることになるかもしれない。
(渡辺優)