スポーツ

DeNA大型新人・度会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」【2024年5月BEST】

 大型ルーキーとはいえ、待っていたのはやはり「プロの壁」。開幕当初こそ本塁打に殊勲打の連発で、お立ち台では威勢よく絶叫していたが、あっという間に研究されて撃沈。選手層の厚いDeNAだけに、2軍で心置きなく「整える」ことができるというもの。さて、度会隆輝はどんな姿で再び1軍に現れるのか。(2024年5月17日配信)

 ゴールデンルーキーが、失意の2軍落ち――。

 DeNAベイスターズのドラフト1位・度会隆輝が5月16日、出場選手登録を抹消された。オープン戦で首位打者となり、開幕シリーズでは2試合連続本塁打の離れ業で鮮烈デビューしたが、その後は打率が急落下して2割3分1厘、3本塁打、11打点。守備の凡ミスも相次いだ。その原因を解説するのは、スポーツ紙デスクだ。

「データが出揃い、ウイークポイントを攻められています。このプロの壁をブチ破らなければ、生き残っていけません。外角の変化球と縦に落ちる変化球を、打ち損じています。これを見極められるようになれば、一段上の領域にいけるでしょう。内角の甘い球は一発で仕留められる能力を持っています。欠点を克服できるかどうかにかかっていますね」

 度会の代わりには、約1カ月ぶりにタイラー・オースティンが1軍に昇格。右太腿裏の肉離れで離脱していたが、イースタンリーグで満塁ホームランを打つなど、ステップアップしての帰還だ。佐野恵太、牧秀悟、宮崎敏郎、筒香嘉智、桑原将志にオースティンが加わり、超重量打線となる。

 5月28日からは交流戦が始まり、指名打者が使えるようになるため、攻撃的な布陣でスタメンを組むことができる。

「度会からレギュラーを奪った蝦名達夫も打撃がいいので、ハマれば投手次第では上位に進出できるでしょう。『もう少し我慢して度会を1軍で使い続けた方がいい』という意見も球団内にはありましたが、余裕があるうちに下で調整させることになりました。先輩野手が頑張ってくれているので、新人の度会は焦ることなく、2軍で短所と向き合うことができるでしょう」(球団関係者)

 この機会にじっくりとプロの水に慣れてもらいたい。

(渡辺優)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論