一世を風靡した元AKBグループのレジェンドメンバーたち。ところがここに来て、彼女たちの「ぶっちゃけ」が止まらないのだ。
6月4日にABEMAで配信されたバラエティ「愛のハイエナ2」で、全アイドルファンを敵に回しかねないストレート発言で物議を醸しているのが、塩対応アイドルとしても人気を博した、元AKB48の島崎遥香だ。
同じく元AKB48の柏木由紀とともに、ゲストとして登場した島崎は、ホストクラブに体験入店した俳優の山本裕典のVTRを見守った。
そんな中、ホストが客によって接客の仕方を変えることから、「お二人は握手会とかで相手によって接し方を変えたりするんですか?」という質問を受ける一幕があった。
柏木は、相手によって敬語やタメ口を使い分けていると説明し、さらにはファンに関するデータをノートにメモすることで、「(ファンを)500人以上は覚えている」と豪語して、スタジオの共演者たちを驚かせた。
ところが、その一方で島崎は塩対応アイドルの面目躍如とばかりに、「(ファンを)まったく覚えないです」と、柏木とは対照的。
そして、この後の展開が視聴者を含む、アイドルファンの物議の的となったのだ。エンタメ誌ライターがうなずきながら説明する。
「握手会などであれだけ大勢の男性ファンと接するわけですから、中には自分の好きなタイプの男性がいることもあるのではないかと、島崎は聞かれました。ところが島崎は『いないですよ』と即答。それだけならよかったのですが、『アイドルを好きな人にイケメンはいないですよ』と断言してしまいました。直後に、柏木が『マジで(島崎と)一緒に映さないでください』と困惑していましたからね。ぶっちゃけるにもほどがあるという空気が漂いました」
一聴すると、全アイドルファンを敵に回しかねない発言だったことから、「ガチ恋勢」と呼ばれる、アイドルに真剣に恋愛感情を抱いているファンたちが、SNS上で様々なコメントを投稿。総じてショックを受けている様子だったという。
しかし、一部のディープな属性の人たちを除けば、島崎に対する声はネガティブなものだけではなかった。前出のエンタメ誌ライターが解説する。
「容姿について言及されたことは、ガチ恋勢にとってはツラいでしょうね。それでも最近は、ファンと内緒で付き合って結婚、妊娠…そんな裏切り行為が発覚することが、アイドル業界では少なくありません。その意味では、島崎のファンに目もくれないというスタンスは、むしろ恋愛禁止のアイドルとして信用できる部分だと、ぶっちゃけ直後の批判から一転、支持する声が大きくなったことは確かです」
近いところでは5月3日、元NMB48の渡辺美優紀が自身のYouTubeチャンネルにアップした動画で、恋愛禁止のルールを守った結果、恋愛の仕方がわからなくなったと告白した。そして、自分のようにならないために、現役アイドルたちに恋愛を推奨したことで、猛批判にさらされたばかりだ。
アイドルとファンの結びつきは複雑怪奇、まさに一筋縄ではいかない関係と言えよう。
(本多ヒロシ)