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長嶋茂雄 「東京五輪で現場復帰」を目指すミスターの執念(1)正月特番で壮絶なリハビリ風景が…

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 芸人ばかりが登場する正月番組の中で、ひときわ異彩を放つ映像。今なお国民的英雄として注目を浴びる男の衝撃シーンが次々と現れ、新証言が飛び出す。そこには脳梗塞の後遺症を克服して「表舞台」に立ちたいという、すさまじいまでの「執念」が渦巻いていた。

「ヨイショ! ソレッ、ソレッ! ヨイショ! そう、その感じ!」

 付き添うトレーナーの掛け声に合わせて、都内の公園を散歩する巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督(78)。1月3日に放送された2時間30分にわたる特番「独占!長嶋茂雄の真実~父と娘の40年物語~」(TBS系)の冒頭で流れたのは、04年3月に脳梗塞で倒れたミスタープロ野球の、朝のリハビリ風景だった。

 当初、まったく動かなかった右半身は驚異的な回復を見せ、今や腕を振って広い歩幅で歩く姿には力強ささえ感じられる。ふだんポケットの中に入れている右手も外に出していた。

 番組は、都内の病院で今も続く、週4日のリハビリにも密着。それはもはや、78歳の老人の機能回復作業などというレベルではなく、現役アスリートのウエートトレーニングに近いものだった。腕立て伏せ、右手でレバーを握り右足でキックをする機器を駆使、さらには上半身を使っておもりを持ち上げる──。

「ミスターは毎日リハビリをやりたいのですが、それでは疲れが残るからと、病院スタッフが止めているほど」(スポーツ紙デスク)

 あるいはスタッフには「もっときついメニューを」とみずから要求。そうまでして壮絶なリハビリに取り組む「目的」はいったい何だというのか。スポーツ紙デスクが続ける。

「かつて2度目の巨人監督に就任した時、ファンは歓喜し、ミスターもそれを感じていました。また長嶋茂雄本来の姿を取り戻したいのです。今、プロ野球界はかつての人気はなく、テレビの地上波中継もどんどん減っている。危機感を持っているミスターは、みずからが積極的に公の場に出て注目を浴び、野球をアピールすることで球界を盛り上げたい、と」

 さらにもう一つ。番組でミスターは、まだ不自由な口調で次のように語っていた。

「何十年も走るのやってたのができないんだからね、今は。最後に走りたいのが目標だから。こういう状態だけど、最後には勝つと思ってるからね。それじゃなきゃ(きついリハビリは)できないわな」

 読売グループ関係者が代弁する。

「ミスターはまだ現場復帰に意欲を示しています。ズバリ、2020年の東京五輪を目指しているんです。本来ならば、(野球が公式競技として復活すれば)侍ジャパンの監督をやりたい。日の丸には人一倍、執着を持っていますし、そもそも04年のアテネ五輪で代表監督を務めたミスターは、アジア予選を突破して出場を決めたのに脳梗塞で倒れ、本戦で指揮を執ることができなかった。ミスター最大のリベンジは、侍ジャパンに関わってメダルを取ることなんです」

 志半ばで終わった五輪出場が、最大のモチベーション。亜希子夫人(07年9月に死去)が64年の東京五輪のコンパニオンだったことも、五輪への思いを強くする一因だ。過酷なリハビリに耐え続けるのは、その執念によるものだが、体調、後遺症、体力などの面で、現実的にはどうなのか。

「サインを出すという問題があります。右手を自由に動かせるようになれば、ユニホームを着ることも可能ですが、はたしてどうか。しかも五輪は首脳陣の数が限られ、ヘッドコーチを置く余裕もないため、必然的に監督の仕事は増える。年齢的な問題もあるでしょう。東京五輪開幕時に、ミスターは84歳になっていますから」(球界関係者)

 さらには、

「今、侍ジャパン事務局は若返りを図っているうえ、読売の影響力が強いコミッションから独立した組織を目指している」(スポーツライター)

 というから、ミスターの悲願がそのままかなえられるとまでは言えないようなのだ。

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