伝統の一戦はプレーボール前の始球式から始まっている。先手を打ったのは球団創設90周年を迎えた巨人だった。5月3日の「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた阪神戦に「ゴジラ」こと松井秀喜(50)が登場した。スポーツ紙デスクが解説する。
「試合前には、サプライズでトークショーも開催されました。今年は球団のメモリアルイヤーと親会社の読売新聞の創刊150周年が重なるだけに、例年以上にゲーム前のセレモニーに力を入れている印象です。28日のソフトバンク戦も『王貞治DAY』と題して、ファーストピッチを張本勲(84)、セレモニアルピッチを前監督の原辰徳(65)が務める豪華な陣容でした」
そして、6月4〜6日のロッテ3連戦も「レジェンズデー」を開催。堀内恒夫(76)、ラミレス(49)、元木大介(52)が日替わりで登板し、平日ナイターでも大盛り上がり。レジェンドOBたちのオールスター攻勢で約4万1000人を動員する大入りを記録した。
対する阪神は、甲子園で「お色気作戦」による客寄せを展開していた。6月5日の楽天戦には朝日放送の福戸あやアナ(25)が見参。ピンク色のグラブが映える純白のショートパンツ姿で、左足を大きく上げる大胆なワインドアップ投法を見せてくれた。女子アナウオッチャーが顔をほころばせながら振り返る。
「ショートパンツの裾から、下に穿いていた黒いスパッツをチラ見せしていました。おそらく、全体的にサイズ感がキツキツだったのでしょう。お尻のワレメに布が食い込んでいるのが丸わかりでした。前日にハイウエストデニムコーデで可憐に登板した山田杏奈(23)ともども『今日の熱盛!』に認定したい」
続いて、7日の西武戦ではキュートな〝へそ出しルック〟の内田理央(32)が降臨した。
「大きく振りかぶって左ヒザを2回上下させる、独特な二段モーションでした。ツインテールとユニフォームの裾を結ぶスタイルは、チアリーダーさながらの瑞々しさ。それまで甲子園で6連敗だった、チームを勝利に導くワンプレーとなりました」(スポーツ紙デスク)
いずれも、あざとくスポーツ紙面を彩る〝ノーバン投球〟とはならずも、来場者数は「満員御礼」認定の4万2600人超え。6月18日時点の主催ゲーム観客総動員数でも、阪神が巨人に約14万人差をつけている。よって、前哨戦から阪神が頭ひとつリード!