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読売ジャイアンツVS阪神タイガース「熱血5番勝負」〈その5・監督スキル〉阿部慎之助VS岡田彰布

 2勝2敗で迎えた最終戦は指揮官同士の頂上対決!勝利こそが至上命題の2人は、メディアを利用したイメージ戦略をぶつけ合う。とはいえ、先に勢い余ってズッコケたのは巨人の阿部慎之助監督(45)だ。

「監督に就任するにあたって、フロントから厳命されたのが『パワハライメージの払拭』。クリーンな印象に刷新するために、春季キャンプからメディア対応には非常に気を遣っています。囲み取材でも『すすきのに飲みに行っちゃおう』『2秒でいこう‥‥何もない』などと、見出しになりやすいワードをみずから発信している。ただ、一部ではスベッているものもチラホラ。春季キャンプで『笑う阿部には福来る』というキャッチフレーズを出していましたが、肝心の阿部監督が仏頂面ではね。子供のファンを目の前にしても不機嫌そうな顔のままです」(スポーツ紙デスク)

 もっとも、ベンチ内でもお寒い掛け声が目に余るようだ。

「『ブリブリ振っていこうぜ!』や『ワイワイしようぜ!』と、ミーティングで珍妙な擬音を使ってナインを鼓舞しているのですが、若手から失笑を買っている。現役時代に自主トレをともにした坂本や長野久義(39)が無理やり場を盛り上げているのが現状です。メディアの中にも、阿部監督の子分さながらに隷属している担当記者も少なくない。周囲にイエスマンばかりを置いて〝裸の王様〟にならないか心配ですよ」(スポーツ紙デスク)

 スリップした相手が尻もちをつこうが阪神の岡田彰布監督(66)は微動だにせず‥‥と思っていたら、極度の心労がたまってバテバテで体が動かないご様子なのだ。薄氷を踏むような辛勝が続いたせいで、疑心暗鬼に陥っているという。

「試合に負けると囲みの場でメディアに当たり散らすのが恒例となった。とにかく『お前らから情報が漏れとる』と騒いで、『お前はオレンジの顔やな』『顔が真っ赤っかやで』とライバル球団のスパイを疑っとるわ。せやけど、平田勝男ヘッドコーチ(64)をはじめとして、かつてスポーツ新聞で評論家をしていた人間は少なくない。どこかしらから情報が漏れるのはしゃーなしやで」(在阪メディア関係者)

 もっとも、老体にムチ打つにも限界があるようで、

「最近は寝るだけでは疲れが取れないらしく、チーム帯同の整体師にマッサージをお願いする日も増えたらしい。今季を最後に勇退してGMに就任するのが既定路線やけど、果たしてその体力すら残っているのか怪しいもんやで」(在阪メディア関係者)

 カンカンカンカン〜! 両者戦闘不能と見なしてレフェリーストップでドロー。少なくとも、混セを抜け出すキーマンは指揮官ではないらしい。後半戦の行方を見守りたい。

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