家族を愛し、共演者への気配りを欠かさず、普段は「気のいいおじさん」といった印象の太川陽介だが、実は「バス旅」の元相棒・蛭子能収に負けないギャンブラー。ラスベガスのカジノが大好きで、足繁く通っていたことを明らかにしているのだ。さらに競馬に大ハマリしていたことを、自身のYouTubeチャンネルで告白した。
7月16日に配信された動画で、太川は闘病中の蛭子と平和島でボートレースを楽しんだ。ボートレースは一度しかやったことがないという太川は、蛭子が到着するまでの間、練習として1人で予想を行った。ボートレースは初心者だが、競馬ならかなりの腕前だと豪語する太川は、
「競馬は一時、毎週のようにやってた。有馬記念を周りの人が買ってたから、初めてやってみようと思って買ったの。何もわからないから、頭に出てきた数字で買った。ぜんぜん入ってなかった。枠連で買ったんだけど、よく見たら僕の出てきた数字は枠じゃなくて、馬の数字だった。馬連で買っていれば万馬券だった。それで僕はそういう才能があるんじゃないかと思って、それから頭に出てきた数字で買っていた」
ずいぶんとテキトーな予想だが、
「7割ぐらいの確率で当たった」
自分でも驚くほどの勝率で、賭け金を増やした途端に当たらなくなったとか。
このひらめき戦法は、ボートレースでも効果があるのか。太川は3連単ボックスで3レースの勝負に挑んだが、全て大外れ。かつてひらめきだけで勝率7割を記録したのが嘘ではないかと、思わず疑いたくなる結果に終わった。
これを見る限り、競馬をやめて「バス旅」に専念したのは正解だったのではないか。
(鈴木誠)