「どうもこれ、アッコさん、こうした前置きをつければ何を言っても許されると思い込んでるところがあります」
こう言って芸能界のご意見番をブッタ斬ったのは、元放送作家の長谷川良品氏である。8月12日に自身のYouTubeチャンネル〈長谷川良品「テレビ悲報ch」〉で取り上げたのが、「アッコにおまかせ!」(TBS系)での和田の大放言だった。
パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花は競技中の待ち時間、うつぶせに寝そべってカステラを食べる「もぐもぐタイム」を採用。この過ごし方を称して和田が、
「なんか、トドみたいなのが横たわっている、みたいな。かわいいなぁ…」
和田はこの「かわいい」というエクスキューズを意図的に使っていると、長谷川氏は指摘。以前も宮城県大河原町の73歳の男性町議が、本会議中にスマホゲームに熱中しているところを、見学に訪れた小学生に目撃、指摘された問題を「アッコにおまかせ!」で取り上げた際には、
「こんなことを言うと叱られるかもわからないけど、私はかわいいなと思いました。だって小学生に指摘されたんだよ、ツムツムのゲームやって」
確かに和田は「かわいい」を多用しているのだ。長谷川氏はこれを断罪する。
「やはりここでも『かわいい』が使われています。しかも『こんなことを言うと叱られるかもわからないけど』というように、二重の保険も利かせている。ところが、そのピュアを装うエクスキューズは機能せず、批判が殺到。和田さんのこうしたズルい保険を利かせる物言いが、見透かされている証左になっているのではないでしょうか」
もはや「笑って許される」状況ではなくなっている和田のコメント。学習能力はないのだろうか。
(所ひで/ユーチューブライター)