熟年の大河俳優Sが電撃結婚していた。
「Sは6月に結婚したことを自身のSNSで報告していました。相手の素性などは明かしていませんが、身内だけで神前結婚式を挙げたそうです」(芸能関係者)
Sは、大学在学中から俳優を目指し、いきなり大河ドラマのヒロインでデビューした。
「天才子役と言われた従妹の撮影現場を見学したことが、役者を目指すきっかけになったそうです。その美貌から、役柄は『お姫様』や『令嬢』などが多く、2時間ドラマでも清楚な役を数多くこなしていました」(映画関係者)
20代前半に主演した映画では、それまでの清純派から一転、激しい濡れ場を披露。数々の映画祭で主演女優賞を受賞した。
「これ以降〝きれいなお姉さん〟の殻を破り、濃厚なラブシーンを演じ、脱ぎっぷりのよさが話題になりました」(前出・映画関係者)
90年代の宮沢りえや樋口可南子のヘアヌード写真集がブームだった頃には、有名写真家の撮り下ろしで大人の女性の色香を漂わせたヘアヌード写真集も出版。プレミアがつくほどの人気写真集となった。
30代にはハリウッドを目指しアメリカへ生活拠点を移すが、40代に差しかかる頃に婦人科系の病気のため体調を崩す日が多くなったという。
「帰国後は、俳優業の傍ら、都内でバーラウンジを経営していました。近年は関東郊外の閑静な住宅街にワインカフェをオープンさせ、みずからお客様をもてなしていました。地元でも人気で、往年のファンも噂を聞きつけて、足を運んでいたそうです」(芸能関係者)
時を同じくして、Sは高齢の母親と同居するが、母親の認知症が発覚して、介護生活に。
「お母さんの介護と仕事をうまくこなしているように見えたんですが、俳優業と介護の掛け持ちで疲労とストレスがピークに達したようです」(前出・芸能関係者)
Sは心臓発作を起こし心臓手術を受け、退院後は体力やストレスも考慮して、認知症が進んできた母親とは、近くだが別居することを選択した。
「この頃から、身の回りのことや精神的なサポートをしてくれたのが結婚したお相手だったといいます。彼の支えがあり、母親を最期まで見届けることができたと、とても感謝していました。母親も亡くなり天涯孤独になったSさんは、初めて結婚を意識して、残りの人生を彼と共に歩いていこうと結婚を決めたそうです」(カフェの常連)
Sは、今後は俳優としても積極的に活動し始めるという。60代になったSの妖艶な演技が見られる日も近そうだ。