タレントの新山千春がマッチングアプリで知り合った14歳年下の一般男性との再婚を発表したのは昨年11月のこと。
もはや恋人探しの1つの手段として定着しつつあるマッチングアプリだが、芸能人にもマッチングアプリの利用経験がある人が意外なほど多い。週刊誌芸能記者がうなずく。
「アーティストのGACKTは付き合いのあるダンサーからマッチングアプリを勧められ、興味本位で登録したことを話していました。ところが彼の場合は、自身の写真をプロフィールに使用したところ、運営側から『プロフィール詐称』と判断されアカウントを削除されてしまったといいます。ですから実際に利用には至ってないようですが、GACKTほどの超有名人が興味本位とはいえ登録するぐらいですから、芸能界での認知度や使用頻度が容易に想像できます」
アイドルグループ「でんぱ組.inc」の元メンバーでタレントの最上もがは、9月17日放送の「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)で「本当に出会いがなくて…スタンプとかで口元を隠して、ちょっとまぁバレないかなっていう感じで」と、過去にマッチングアプリに登録していたことを告白している。
しかし、マッチングアプリを利用していく中で、芸能人であることがいずれバレてしまうという不安から、実際に異性と会うことはなかったようだが…。
とはいえ、1週間ほどアプリを利用して、人気アイドルだった最上ほどの有名美女が本人いわく〝いろんな男性〟とやり取りしていた事実をカミングアウトしていたことで、色めき立ったのは視聴者だ。
当然のように「マッチングアプリを利用すれば、芸能人に会えるかも」という声が上がり、いわゆる〝マッチングドリーム〟を抱く者が出てきたのである。
前出の芸能記者が「あながち夢ではない」と、芸能美女たちの実際のマッチング状況を話す。
「現在はフリーアナウンサーの鷲見玲奈が、テレビ東京の局アナ時代にマッチングアプリで知り合った男性と交際していたことが2020年にスクープされ、世間に大きな衝撃を与えました。他には遠野なぎこや梅宮アンナなどに、アプリで出会った男性との交際経験があります。また、餅田コシヒカリや紅しょうがの稲田美紀など、女性芸人はかなり積極的にマッチングアプリを利用している人が多い印象です」(前出・芸能記者)
当然、最上のように実際に会うというフェーズまでたどり着かず、リタイアしてしまう芸能人は多いことはだろう。
しかし、ある人気アイドルは「芸能界の人たちは感覚が特殊すぎて…。付き合うなら一般の人がいい」と、前出の芸能記者のインタビューで語っていたとも。
芸能人だって同じ恋に焦がれる人間だ。利用者のコミュ力次第では、思わぬ有名芸能人に出会える可能性はもはやゼロではないのだ。
(田中康)