芸能

大絶賛「極悪女王」に「あのいじめレスラー」が実名で登場しなかった理由

 1980年代に女子プロレス界で活躍した「最恐ヒール」ダンプ松本の半生を描いたNetflixのオリジナルシリーズ「極悪女王」が人気沸騰中だ。

 Netflixでは7月下旬に配信された、実際の事件をモチーフに描かれた原作を映像化した「地面師たち」が大きな話題になっていたが、9月19日に「極悪女王」が配信されるや、デイリー・週間のランキングで「地面師たち」を抜き去り、1位を獲得。

 さらに、作品に実名で登場する「全日本女子プロレス(全女)」所属のダンプ以下、ダンプとの抗争で女子プロレスブームを牽引したタッグチーム、クラッシュ・ギャルズの長与千種、ライオネス飛鳥、ジャガー横田、ブル中野らも同作品を絶賛。各ウェブメディアには、作品を称賛する記事が続々と掲載されている。

「ダンプを演じたお笑いタレントのゆりやんレトリィバァ、長与を演じた唐田えりか、飛鳥を演じた剛力彩芽らは、クランクインの前に長与が立ち上げた女子プロ団体に2年間『入門』して基礎から学び、リアルすぎるプロレスシーンを再現しました。それ以外にも、映画『孤狼の血』シリーズで知られる白石和彌監督が丁寧に人間模様を描き、視聴者の心を打っています。白石監督は登壇したイベントで『死ぬ時はこの作品を見ます』と断言していたほど」(芸能記者)

 同作に大半のレスラーが実名で「出演」する中、実在しない「ラブリー米山」なるレスラーが登場している。

「ダンプや長与をイジメる嫌な先輩役ですが、ダンプは以前、夕刊紙の連載に、とある先輩に壮絶なイジメを受けていたと告白しています。その先輩はイジメを否定していますが、さすがにまだ存命だけに、本人の名誉のためにも実名で登場させるわけにはいかなかったのでは」(元プロレス担当記者)

 気になるのは、ラブリーのモデルと思われるレスラーだが、

「スタイルとルックスは抜群で、ソロでレコードを発売するなどした、ナンシー久美ですね。全女を退団後、新興団体『ジャパン女子プロレス』で神取忍らと激戦を繰り広げました。ダンプはブログで和解したことを明かしているだけに、イジメは確実にあったと思われます」(前出・元プロレス担当記者)

 ナンシーがどんな気持ちで作品を視聴したか、もしくは視聴を避けているのか、気になるところだが…。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論