下手なテレビタレントも顔負けの、個性的な名物社長たち。パッと思いつくだけでも、何人もいる。
ド派手な衣装と帽子がチャームポイントの「アパホテル」元谷芙美子社長。愛人疑惑も出た、歌手・保科有里とのかけあいCMで有名な「夢グループ」の石田重廣社長。野菜の価格高騰や市場の景気が話題のニュースには欠かせないスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長(先日の衆院選の時などは、テレビ東京の選挙速報番組にゲスト出演までしていました)。
そして、そのビジュアルがとんでもなく印象的な上、過去に豊洲市場移転後初の正月の初競りで、史上最高値となる1本3億3360万円でマグロを競り落とした「すしざんまい」の木村清社長です。
今回の主役はこの木村社長と「すしざんまい」のお寿司…のカプセルトイ。その名も「つきじ喜代村 すしざんまい ―ガチャコレクション―」。タカラトミーアーツより、1回400円で発売中です。
ラインナップは①本鮪赤身、②本鮪かまとろ、③いくら、④玉子、⑤マグロ大王の全5種類です。私は今回、しっかりとコンプリートいたしました。
①~④はそれぞれ、寿司下駄に乗った美味しそうな寿司を模した、ボールチェーン付きフィギュアなのですが、なんとしても欲しかったのは、⑤のマグロ大王のミニフィギュア。「ケンタッキーフライドチキン」のカーネル・サンダースのように「すしざんまい」の店舗前に置かれている、あの等身大人形のミニチュア版です。
「マグロ大王」とはもちろん木村社長のことで、「パン!」と手を叩いて「すしざんまい!」と言いながら腕を開くあのポーズが、しっかり再現されています。
一緒に写っているのは、前回紹介しました「はしもとみおのウルトラ怪獣彫ってみた。」の「バルタン星人」と「ピグモン」なのですが、なんか違和感がないですね。ウルトラ怪獣に引けを取らない、ビジュアルインパクトです。
で、思ったのですが、木村社長だけでなく、先に挙げた元谷社長、石田社長、秋葉社長らも立体フィギュア化し、「ザ・日本の社長」というカプセルトイ商品として発売してはいかがでしょう。シークレットは往年のレポーター・タレントの「宮尾すすむ」で。
フルコンプすれば文字通り「宮尾すすむと日本の社長」の出来上がり! ニッチ過ぎますか…。
(カプセルタロウ)