芸能

ゆうちゃみ「歌手デビューで目標はドーム公演」に立ちはだかる藤田ニコル&剛力彩芽の「失敗黒歴史」

 2014年にモデルデビュー。2020年頃からは徐々にタレント活動を増やし、現在はバラエティー番組で「よく見る」存在にまで成長したのは「ゆうちゃみ」こと古川優奈だ。

 マルチな才能を発揮する彼女だが、芸能界デビューから10年が経ち、新たなジャンルへ挑戦することになった。10月30日にシングル「あなたに捧げる応援歌」で歌手デビューを果たしたのだ。

 これは広島出身のシンガー・HIPPYの代表曲「君に捧げる応援歌」のカバーで、歌詞はゆうちゃみとHIPPYの共作でリメイクされている。

 ミュージックビデオにはゆうちゃみとHIPPYのほかに、柔道家の角田夏実、女子K-1選手の松谷綺、ゆうちゃみの妹ゆいちゃみが出演している。

 ミュージックビデオは既にYouTubeで公開されており、再生回数は34万回を突破。コメント欄には「ゆうちゃみの歌唱力の高さに驚いた」というものが多数ある。ゆうちゃみ自身、音楽活動に手応えを感じているようで、

「今はテレビ出演やモデルとして活動していますが、今後は音楽イベントに出たり音楽番組に出たり、最終的にはドームでライブとかやりたいです」

 とノリノリだ。

「ドームライブ」という無謀とも思える目標を掲げているあたりは、ギャル的なノリもあるのか。ところが、そんなことを言ってしまったがために、「歌手をナメてる。簡単にドームと言うな」とのツッコミも。

 かつて、ものまねメイクで人気者になったタレントのざわちんは、2016年4月に歌手デビューし、全く同じように最終目標として「東京ドームでのライブ」を掲げていた。

 ところがZawachin名義でリリースされたデビュー曲「まだ見ぬセカイ」はオリコンデイリーチャート14位とトップテン入りできず、東京ドームどころかライブハウスにすら届かなかった。2枚目のシングルが発売されるどころか、その後、テレビで見かける機会すらなくなっている。

 ちなみに、ゆうちゃみ同様にモデルからタレント活動をスタートさせ、長く活躍する藤田ニコルは、同じく2016年8月に「Bye Bye」でCDデビューしているが、こちらはデイリーで最高順位が26位。これまた2作目の話は聞こえてこない。

 分野違いで歌手活動を展開した例では、女優の剛力彩芽も思い出される。2013年7月にシングル「友達より大事な人」で歌手デビューし、サビ部分のプロペラダンスが話題に。ミュージックビデオの再生回数は、同年の日本国内動画ランキング5位に入るほどの大ヒットを記録した。

 これで本人は「歌手でやっていける」と判断したのか、2015年に4枚目のシングル「相合傘」を発売したタイミングで、女優活動を休止して歌手活動に専念すると宣言。しかし、シングルのリリースイベントは空席だらけになり、セールスは初週のオリコン18位が最高位と大苦戦。結果、女優業休止からわずか3カ月後には再開させるという迷走ぶりとなった。

 ゆうちゃみがどこまで本気でドーム公演を目指しているのかは不明だが、勘違いせずあまり本腰を入れすぎない程度に…というのが正解かもしれない。

(本多ヒロシ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平に鬼の形相で優勝インタビューを拒絶されたフジテレビの「出入り禁止」自業自得
2
「1本塁打・7500万円」中日・中田翔は今季のWVP/プロ野球2024「ワーストナイン」表彰式〈内野手部門〉
3
「52試合出場」ソフトバンク・柳田悠岐は年俸の3分の2を返せ/プロ野球2024「ワーストナイン」表彰式〈外野手&DH部門〉
4
「0勝11敗」西武・髙橋光成の肉体改造は大失敗/プロ野球2024「ワーストナイン」表彰式〈バッテリー部門〉
5
「浅田真央リンク」新設に地元住民が「やめてくれ!」で荒川静香との「立川バトル」勃発危機