メジャーリーグ、パドレスのダルビッシュ有が11月8日、古巣である日本ハムの本拠地「エスコンフィールド北海道」を初訪問した。
秋季キャンプ中の現地では、午前中は部屋から練習を見学、午後からはグラウンドで体を動かして、旧知の選手との再会を喜んだ。その後の行動を、地元メディア関係者が明かす。
「球場内のグッズショップで買い物を楽しんだり、新庄剛志監督の執務室を訪問したり。さらには球場の『フォトスポット』としてお馴染みのダルビッシュ有&大谷翔平の壁画の前で写真撮影し、白ペンで直筆サインを入れるなどしていました。その日は球場内にある宿泊施設『TOWER11』に泊まって満喫したようですよ」
これを見た球団関係者は「本当にありがたい」と、ダルビッシュに最敬礼するのだ。
「2012年限りでメジャーに移籍しましたが、日本ハムとはずっと良好な関係を保っていたからこそ、エスコンフィールドに顔を出してくれた。その上、壁画へのサインや宿泊までしてもらい、莫大な宣伝効果になっている。普通なら数百万円のギャラを払わなければいけないところ、実質タダですからね。これは他球団ではなかなかしてもらえない芸当ですよ」
鶴ならぬ「ダルの恩返し」は、すさまじい影響を与えているのだ。