スポーツ

阪神が近本光司のFA流出を完全阻止する「大山悠輔をめぐる移籍騒動」の教訓

 今オフのような「やきもき」は味わいたくないということか…。

 阪神は、順調なら来季中に国内FA権を獲得する近本光司に対し、12月中に行われる予定の契約更改に、少なくとも5年の大型契約で臨むことがわかった。

 阪神は昨オフ、大山悠輔に対し、複数年契約を打診したが、大山はこれを固辞し、単年契約を選んだ。そして今回のFA宣言、残留騒動となったのである。

 ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、大山と並んでチームの顔である近本のFA権取得が待っているのだ。

 近本は入団した2019年から盗塁王に輝くなど、6年間で5度の盗塁王タイトルを獲った。唯一、盗塁王を逃した2021年には、最多安打のタイトルを獲得。さらには2021年から4年連続でゴールデングラブ賞も受賞している。走攻守の三拍子揃ったリードオフマンを、みすみす流出させるわけにはいかないのだ。

 もし近本が大山と同じように単年契約を選択し、来オフにFA宣言した場合、複数の球団が獲得に名乗り出るのは確実となる。大山以上に獲得合戦は熾烈を極めることだろう。球団としては是が非でも複数年契約を結び、FA流出を阻止したいところだ。近本の今シーズンの推定年棒は3億2000万円だが、

「5年契約ともなれば、大山を上回る5年20億円が最低ラインになるかもしれません」(スポーツ紙デスク)

 近本は「自分で決めたいと思います」としているが、はたして阪神は近本の心をつなぎ止められるかどうか。

(石見剣)

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