スポーツ

【プロ野球の大問題】酷暑続きで「夏のデーゲームは無理」選手大反対が受け入れられない事情

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が12月17日に行われたが、どうにも厄介な課題解決に直面している。

 これまでは球界の慣例として、夏場の7月と8月はデーゲームを回避し、ドーム球場を除いて全試合がナイター開催だった。ところが今年はマツダスタジアムなどで、デーゲームが組み込まれた。スポーツ紙デスクが警鐘を鳴らす。

「地球温暖化の影響で年々暑さが厳しくなっており、現場では選手だけでなく首脳陣、裏方スタッフまで、熱中症で倒れる人がかなり増えてきています。死亡事案こそまだありませんが、かなり危険な状況になっていることは確かで、選手会サイドは、来年1月半ばの1軍公式戦の時刻発表を前に、再考を求めています」

 しかし、すんなりこれを受け入れられるかといえば、なかなか難しいようだ。セ・リーグ球団関係者によると、

「広島は主催試合を可能な限り地元テレビ局に放映権を買ってもらって、商売をしている。ナイター開催だと在京テレビキー局の番組を差し替えできない場合が多く、デーゲームの方が都合がいいための措置だった。他球団も飲食の売り上げを考慮して、デーゲーム開催を歓迎する面がある。これらをどこまで譲れるかにかかっている」

 どんな決着となるのだろうか。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」