芸能

いつの間にか「バツ2」になっていた加護亜依の「次から次へと騒動」人生/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

 昨年12月30日の「2年前に離婚していました」報告を目にし、やっぱりな~とは思ったものの、同夜にテレビ朝日でオンエアされた「しくじり先生 俺みたいになるな!!SP」に出演した加護亜依に思わず「な~んだ、結局は番宣に利用したのか」と感じた…そんな視聴者は多かったのではないだろうか。

 彼女が突如としてインスタに上げたのは、以下のような文章だった。

〈私事にはなりますが実は約2年前に離婚し子ども達2人と既に新しい生活を始めております。これからも母として、お仕事にも精進して参りますので温かく見守って頂ければ幸いです〉

 2016年8月に美容関係の会社経営者との再婚を発表し、翌2017年2月に長男をもうけた。だが6年後の2023年8月、写真週刊誌「FLASH」が「加護亜依『稲川会現役幹部』と韓国カジノ旅行」と題する記事を掲載。

 加護が韓国で行動をともにしていた人物は暴力団関係者であり、ホテル代やカジノでの遊興費など全てをこの男性が負担していた旨が、記事には記されていた。この騒動勃発が今から2年弱前。となれば、それが離婚の要因になった可能性は十分に考えられるだろう。

 とにかく12歳でデビューしてから、彼女の半生はまさに波乱万丈の繰り返しだった。17歳の2006年2月、飲食店での喫煙が「FRIDAY」に報じられて1年間の謹慎。しかし謹慎中、今度は18歳上の男性との草津温泉旅行&喫煙写真が「週刊現代」に掲載され、所属事務所が契約を解除する。事実上の芸能活動休止を余儀なくされることになった。

 だが2008年には芸能界復帰の布石として、ワイドショーなどで、契約解除された後悔からリストカットし、自殺を図ったなどと告白。2008年8月24日にはエッセー「LIVE~未成年白書~」出版記念会見を開いたのだが、宣伝のために受けた一部メディアの取材に対し、

「言っていないことが書かれている。私の話し方がいけなかったのか、ファンの人はショックを受けていると思います」

 と怒りをあらわにした。

 そして翌2009年1月、今度は俳優・水元秀二郎との不倫報道が。3月には水元の元妻から熊本家庭裁判所を通じて慰謝料を求める調停を申し立てられたことが明らかになった。

 その後も彼女の周りでは、様々な騒動が起こる。同居中の飲食店経営会社社長が恐喝未遂の疑いで逮捕されたり、自宅で薬物を大量摂取して手首を切って倒れているところを発見され、救急医療センターに搬送されたと報じられたこともあった。

 だが加護は、この男性と結婚。女児を出産するも、暴力をふるわれたとして2015年6月、正式離婚していたことが明らかになる。

 今回の離婚でバツ2となった加護だが、とあるメディアの取材には「スッキリ、サッパリしました」と答えている。新年早々、改めて彼女の驚くべきポジティブさを痛感させられたのだった。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
茫然自失の10失点で2軍落ちの巨人・戸郷翔征…原因はダルビッシュ直伝「ダルスラ」の投げすぎ
2
阪神球団に爆弾を投下する佐藤輝明「本塁打王になったら無理難題が…」
3
たらい回し指導の末に2軍落ち…石川昂弥の才能を伸ばせない中日ドラゴンズ「育成プランなし」
4
オイオイどの口が言うのか!聞いてアキレる三浦瑠麗の「フジテレビ報道への提言」
5
ドツボにハマッた中日・高橋宏斗「17回で11失点」メジャーリーグの評価が下がる大ピンチ到来