女優の竹内結子が3月3日、東京・六本木ヒルズで行われたサントリーの期間限定ショップ「Master’s Dream Lounge」のオープン発表会に出席した。
胸元の開いた黄金色のドレス姿で登場した竹内は、ラウンジについて、
「待ち合わせでも、一日のお仕事の終わりにでも、ふらっと立ち寄って飲んでもいいと思いました。(自分も)意外とふらっと来てるかもしれませんね」
と、お忍び来店もあるかという素振りを見せた。
“お忍び”といえば、竹内には、世にあまり知られていない隠し事があるという。「それは、一部の古参ファンの間だけで語り継がれている“最初で最後の歌手活動”です」(音楽関係者)
その曲とは、「ただ風は吹くから」。桜井亜美のベストセラー小説「イノセントワールド」の映画版主題歌で、竹内自身にとっても映画初主演となる思い出深い作品のはず。しかし、その事実は竹内の公式HPからも抹殺されており、完全に“黒歴史”扱いになっているのだ。
しかしこの曲、作曲は「東京ラブストーリー」や「ひとつ屋根の下」などのサウンドトラックも手がけた日向敏文氏が担当しており、なんとも不思議な癒し系の名曲に仕上がっている。
「かつて、SMAPの中居正広も好きだと言っており、隠れファンは意外に多いんですよ」(前出・音楽関係者)
PVでは映画の一場面である17歳(?)当時の竹内の制服姿や、暗闇の中、ズブ濡れになって歌うイメージ映像などを観ることができ、ファンにとってはなかなかの貴重映像である。せっかくの機会だけに、冒頭のラウンジで流してもらってはどうだろうか。